挙式スタイルのご提案〈神前式編〉(09年6月11日オンエア)
今月の786ウエディングフレンズでは、「挙式の意味」や「マナー」について挙式スタイル別にご紹介しています!今週は日本人なら誰でも親近感を感じる、日本人らしい挙式スタイル「神前式」です。
「神前式」とは・・・古くから日本人の暮らしに溶け込んでいる神道の神様の前で結婚を誓うというもの。神前式では挙式前に二人の結婚は既に親・親族の同意のもと決まっていて、当日はそれを八百万(やおよろず)の神様やご先祖様に報告して、"新家族の繁栄を祈る"ことになります。
神前式は日本の伝統的な挙式スタイルと思われがちですが、実は意外と神前式の歴史は浅く、明治33年の大正天皇のご成婚がきっかけとなり、神社での挙式が一般の人達にも広がっていったのが始まりです。
最近は、結婚するなら「本物」の神社で挙式を挙げたい!と願う方が多く、自分が生まれ育った地元の氏神様で結婚式を希望されるカップルが増えてきています。
↑日本人女性はやはり和装が良く似合います。白無垢、綿帽子は花嫁の憧れですよね。
↑神前式は神様に家と家との結びつきを誓うというスタイルなので、挙式の参列を許されるのは両家の親族のみです。 婚儀を始める前には新郎新婦や参列者を祓い清めます。
↑神前式でも指輪の交換を行うことができます。
↑玉串奉奠(たまぐしほうてん)という場面では、玉串といって榊と呼ばれる木の枝に白い紙をつけたものを神様にお供えすることで、神様に祈った言葉や願いが神様に伝わるとされています。
↑挙式後には、石清尾八幡宮境内にて親族集合写真の撮影。「本物」の空間で、大切な思い出を残すことが出来ます。
↑こちらは屋島の麓にある「大宮八幡神社(大宮八幡宮)」。きれいな朱色の拝殿が特徴です。
↑小高い場所にあるため、美しい石の階段が続いています。石段を登りきると、高松や屋島が一望でき、景色の素晴らしさはゲストにも好評です。
↑親族固めの杯では、一同起立し、お神酒を酌み交わし、親族の契りを固めます。
「大宮八幡神社(大宮八幡宮)」でも挙式後、朱色の拝殿前で集合写真の撮影を行いました。
次回は「キリスト教式」についてご紹介していきます。お楽しみに!!
関連タグ:現場レポート ウエディングフレンズONAIR 神前式