結納・顔合わせ<結納センターインタビュー編>(09年8月27日オンエア)
今週は「結納」の専門家である、結納センターの方に香川の「結納」の現状や「結納品」についてお伺いしていきます。
お話をお伺いするのは・・・
香川県観音寺市で結納品の製造販売をしている「結納センターつちだ」の土田裕也さん。結納に関する色々な質問に丁寧に答えてくださいました!
収録スタジオにはなんと!結納飾りを実際に持って来て下さいました!!こんな大きな箱に大切に保管されてるんですね。箱からどんな飾りが出てくるのか・・パーソナリティーの柏原さんもフェアリー・テイルの多田もドキドキです~!
まず、箱から出てきたのは・・・「松」。結納品には一つずつ意味があり、「松」は年中枯れないことから 、「繁栄」を意味しています。
「竹」は曲がることなくまっすぐ伸びる事から、「人生の節目節目を大切にして、成長するように」という願いが込められています。
「梅」は寒い時に花を咲かすことから、「忍耐やつらい時も二人で力を合わせて華を咲かすように」との願いを。
「鶴」「亀」は長寿の象徴でよく知られていますが、つがいの鶴はどちからが死んでも決して他の鶴とは一緒にならず、生涯を全うすることから、節操を意味し、「亀」は急がず休まず一歩一歩、末永い幸せを築いていきたいという希望を意味しています。
「高砂人形」には、共に白髪になるまで仲睦まじく、という願いと、おじいさんの手には「熊手」を、おばあさんの手には「ほうき」を持たせていることから、「熊手」で福をかき集め、「ほうき」で悪魔を追い払うという意味があるそうです。
このように、結納飾りにはそれぞれ意味がありますので、意味も知って「結納」に臨んでいただくと、一層思い出深い儀式になるのではないでしょうか?
土田さんが飾り付けをして下さっていると、普段なかなか見る機会のない美しい結納飾りに柏原さんも興味津々の様子です~!
結納飾りが7品揃うとこうなります。この豪華な結納飾りを「結納センターつちだ」さんでは、自社で手作りで作られているというからびっくりです。水引でこんなに美しいものができるなんて、まさに職人技ですね!
最近は思い出の詰まった記念の品である結納飾りを何かに利用できないか?という声が多く挙がるそうです。そこで・・・結納飾りを「羽子板飾り」にリフォームするという方法もあるそうです。これなら記念の品をずっと残しておけますね!
そして、土田さんがもう一つお持ち下さったのが・・「水引ブーケ」。和装に合うのはもちろんのこと、最近はドレスに合わせる方も多いそうです。他とは一味違うブーケを持ちたい・・・と考えられている花嫁さんにおすすめです!
「結納センターつちだ」の土田さん、本当にありがとうございました。
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