挙式:神前式 披露宴:シーサイド・ウエディング (香川県内某海水浴場)
夏の海水浴シーズンも終わり、
海水浴場がオフシーズンに入った初秋のある日。
香川県にある某浜辺(海水浴場)を使って、
「シーサイド・ウエディング」をプロデュースしました。
新郎新婦である、ナオキさんとヒロミさんが
この場所をウエディングパーティー会場にしたかった理由は、
3つ。
1つは、
二人がこの町で育ったから。
海のきれいなこの町に育てられたから。
もう1つは、
ナオキさんとヒロミさんが『世界一キレイ!』だと絶賛する
この浜辺の夕日を
ゲストみんなに見せたいから。
そしてもう1つは、
その夕日をバックに、
二人の永遠を誓いたいから。
・・・かくして、
香川県のある町の浜辺(海水浴場)を使った
「シーサイド・ウエディング」のプロジェクトがスタートしました。
まずは、
海水浴場を所有する町に、
海水浴場の使用許可を申請するところから始まりました。
海水浴場での結婚式の前例などあるわけもなく、
も、驚愕の様子でした。
オリジナリティが高ければ高いほど、
「オリジナルウエディング」はそう簡単には進みません。
!(^^)!
「シーサイド・ウエディング」のプロジェクトがスタートしてすぐに
その他の課題(?)、いやご要望も挙がってきました。
☆新郎のお父様より
「シーサイド ウエディングは反対しないが、
挙式は氏神さんの神社で行ってほしい」
☆新郎の祖父母様より
「ご先祖様にもご報告を。
仏様参り(※1)と同業(同行 どうぎょう)(※2)
だけはきちんとしてほしい」
☆新婦のお母様より
「花嫁支度は、自宅でしてほしい。
ご近所さんにも花嫁さんの出立ち(※3)を見せてあげてほしい」
☆仲人様より
「この町には誇れる文化がある。
地元の太鼓を呼ばないか?!」
・・・。
皆さんのご意向は、
新郎新婦ナオキさんとヒロミさんを大切に思うがゆえのこと。
新郎新婦ナオキさんとヒロミさんを大切に思うがゆえのこと。
「フェアリー・テイルが、
どのご要望もすべて叶えましょう!!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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ヒロミさんのお母様のご要望通り、
ご自宅で花嫁支度をととのえました。
ご自宅で花嫁支度をととのえました。
ご近所の皆さんにも見守れながら、長年お世話になったご自宅を後にします。
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自宅を後にする花嫁を見送るお父様の視線が寂しそうですね。
娘の幸せな門出の朝とは言え、父の心境は複雑です。
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同業(同行 どうぎょう)へのご挨拶。
同業(同行 どうぎょう)では色打掛をお召しになって。
花嫁を挟んで両脇に新郎のお母様、新婦のお母様。
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仏様参りを終えて、いよいよナオキさんとヒロミさんは
挙式に出発です。挙式に向けて白無垢にお色直ししました。
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ナオキさんのお父様のご希望で、ナオキさんの育った町の氏神さんで
神前式。
非常に厳粛な挙式です。
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巫女さんによる「祝の舞」です。
本物の神社ならではです。
儀式では伝統的な地域文化も大切にしたいですね。
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神前挙式後、お仲人さんにエスコートされて、ご近所の皆様にご挨拶。
挙式後は、花嫁は「あなたの色に染まりました」と意味で
色打掛にお色直しをしています。
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地元の二人が結婚するとあって町を挙げて祝賀ムードとなりました。
お仲人さんが勧めた町が誇る文化、竜翔太鼓の皆さんがお祝いに
駆けつけてくださりました。
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挙式会場から「シーサイド ウエディング」の会場となる海水浴場までは
人力車で町を練ることにしました。
沿道には町の皆さんが、幸せな二人を一目見ようと集まってくださりました。
昭和の日本にはこういう光景があったんですよね。
町の誰かが結婚するとなると、町を挙げて祝ってあげる・・・。
近年は、専門式場やホテルでの結婚式が多くなって
結婚式が『文化』や『儀式』でなくなってしまったのは
さみしいことです。
幼い子どもたちも、日常的に『儀式』や『文化』に触れる・・・。
そういう地域コミュニティーが実はとても大切なんですよね。
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いよいよ海水浴場での「シーサイド ウエディング」です。
朝のうち降っていた雨も、披露宴が開宴する頃には
止みました。
実は・・・。
この会場の設営中に、どしゃ降り雨が2回あって、3回会場を設営しなおしました。
なんとか、なんとか、お客様の到着までに設営が間に合いました。
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海水浴場と言わなければ、分からない???
この結婚式の会場が本当に海水浴場だという証拠です。
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一般的な(?)結婚式と様相が異なる「シーサイド ウエディング」に
初めは面食らっていらっしゃったご年配のゲストの皆様も
存分に楽しんでくださりました。
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野外の大型の特設会場でも、細やかな配慮は欠かしません。
フェアリー・テイルの得意分野のひとつ、テーブルコーディネイトです。
「太陽と海」がテーマ、燦々と輝く太陽のごとく
オレンジのフラワーコーディネイトです。
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特設会場でも料理もこだわります。
TVチャンピオン、香川を代表するパティシエさんによる
デザートビュッフェコーナーは大盛況でした。
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パティシエ自らの手によって、
ウエディングケーキの最上段に
ウエディングテーマの「太陽」が据えられ、ウエディングケーキの完成です!!
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いよいよ「シーサイド ウエディング」のクライマックスです。
幸せを運ぶ鳩・・・。
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「二人の永遠」を誓って、大空いっぱいに鳩が、舞っていきます~~~(^o^)丿
「シーサイド ウエディング」ならではのプランニングですね(^_-)
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この「シーサイド ウエディング」のプロジェクトを始動することになった
理由のひとつ。
ナオキさんとヒロミさんが『世界一キレイ!』だと絶賛する
「この浜辺の夕日をゲストみんなに見せた~い。」
ついに・・・叶いましたね(^_-)
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日も落ちて結婚式会場となった海水浴場にも
夜がやってきました。
お客様をお見送りする頃にはキャンドルを灯して
キャンドルウエディングとしての一面も見せた
「シーサイド ウエディング」。
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いよいよお開きです。
あっという間の一日でした。
********* ぜ~んぶ 叶いましたね! ********
☆新郎のお父様より
「シーサイド ウエディングは反対しないが、
挙式は氏神さんの神社で行ってほしい」
☆新郎の祖父母様より
「ご先祖様にもご報告を。
仏様参り(※1)と同業(同行 どうぎょう)(※2)
だけはきちんとしてほしい」
☆新婦のお母様より
「花嫁支度は、自宅でしてほしい。
ご近所さんにも花嫁さんの出立ち(※3)を見せてあげてほしい」
☆仲人様より
「この町には誇れる文化がある。
地元の太鼓を呼ばないか?!」
以上、すべて実現できました。
そして、
ナオキさんとヒロミさんの『想い』
二人が育った海のきれいなこの町での
結婚式。
『世界一キレイ!』なこの浜辺の夕日を
ゲストみんなに見せる、
結婚式。
『世界一キレイ!』な夕日をバックに、
二人の永遠を誓う、
結婚式。
ぜ~んぶ
「シーサイド ウエディング」で
叶えられました。
*****************************
※
文中の※印は、讃岐に伝わる婚礼行事の風習です。
詳細は、後日改めてお伝えしたいと思います。
お断り)
この「シーサイド ウエディング」のプロジェクトは
海水浴場を所有する町(香川県内)にご迷惑にならないように
敢えて町名、海水浴場名は公開させていただいておりません。
悪しからず、お許しください。
関連タグ:ふるさとウエディング 現場レポート プロデュース裏話 花嫁支度 風習しきたり その他 神前式 スペシャルスペース ガーデンウエディング 大規模結婚式(大人数)