記聞(気分)「働く40代女性」 ~子どもの感性から学ぶ~
昨日は、子ども達の参観日でした。
"働く女性"にとって、子育てに費やす時間を捻出することは
相当大変なものです。
一見、自由業に見える、私のような経営者でも(笑)、
一瞬でも自分が仕事を離れてしまう不安や、
自分の代わりにスタッフメンバーへ負担がかかってしまうことを
考えると、なかなか、日中に
子育てに時間を費やすことを躊躇してしまうものです。
そうは言うものの、うちのスタッフメンバーは、
主婦さんが多いので、「お互い様」と言いながら、
私もワガママさせてもらいながら、なるべく参観日や
学校の役員行事にも出向くようにしています。
※「働く女性」の課題や悩みについては、
またの機会に詳しく述べますね。
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今回は、参観日の夜、長男との会話のご報告です。
【 私 】
「〇〇くんって、手を挙げるとき、
『ハイ!ハイ!先生あてて~』とかって、ずっと喋っているね。
ちょっと賑やかね~(^_^;)。。。(少々、苦言です)」
【 長男 】
「ママ、それはチガウよ!!
〇〇くんは、楽しいことが好きなんよ~!(^^)!
参観日でみんなが緊張しているから盛り上げようとしているんよ。
良いようにとってあげんと!!」
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私は、一瞬、ハッとさせられました。
ああ、子どもに教えられました。
そうか☆、何事も見方ってとても大事です、
最初から「イヤだな~」って思っていたら、イヤなことしか見えません。
「心の目で見えるもの」も、見えなくなりますね。
孔子のことばにもあるように、むしろ
「見えないものを見る目」を身に着けることが大事ですね。
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そのあとの続き、もう一つのエピソードです。
【 長男 】
「それより、ママ!!
〇〇先生(担任の先生)って、☆すごい☆やろ?!!
〇〇くんが発表の時、『忘れました(^_^;)』って言ったら
『オイ! 忘れたんかい?!(笑)』
って笑いながら突っ込みしてくれるし・・・(*^_^*)
〇〇さんが、間違った答えを言っても、
わーくん(長男は自分のことをこう呼びます)は、
『間違っとるな~』と思ったんやけど、
先生は、うまくまとめた☆!!(^^)v
なっ!〇〇先生って、☆すごい☆やろ?(^^)v」
【 私 】
「そうやね~!!スゴイ☆!!
〇〇先生は、子どもたちが大好きなんよ~。
クラス全員が大好きなんよ~(*^_^*)」
【 長男 】
「そうなん☆
わーくんは、そんな先生になりたいんよ(#^.^#)」
【 私 】
「そんなって? どんな? どんな先生?」
【 長男 】
「子どもたちが大好きな先生☆
頭の良い子だけをかわいがるんじゃなくて、
子どもたちみんな好きな先生☆
わーくんは、やっぱり先生になりたいんよ~(^_-)☆」
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私は、思わず涙が出そうになりました。
子どもの感性は、真っ直ぐです。
「忘れました!」って言ったお友だちのことも、
間違った答えを発表したお友だちのことも、
みんなみんな受け入れてくれた先生を、
スゴイ☆って思う、子どもの真っ白な感性。
そして、「僕もなりたい」って素直に
ロールモデルを作ってしまう感性。
大人も、勿論、素晴らしいことだって
頭ではわかっているけど、
そのまま、ポンっと口にだせないものです。
大人になると、今までの経験や周囲の環境から
独自の価値観が形成され、
自身の価値観で、目の前の事実を評価しています。
経験や環境は、オールマイティではないはずなのに、
大人は、自分の価値観を絶対値だと勘違いしていることが
多いものです。
責任も増す一方、仕事が面白くなり、
自分の価値観がすべて完璧って、
勘違いし始める40代。(←読者の皆様でなく、私です(^_^;)。。。)
ちょっと立ち止まって、
真っ白な感性で、物事を見てみたいと思いました。
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↑先日行われた、ロータリークラブのクリスマス忘年会。
当日朝、いきなり長男くん
「ヴァイオリン、持っていこうか?
ジングルベル弾こうか?」って(@_@;)
キミ!!(ー_ー)!!
普段は、私に叱られながらヴァイオリンの練習してるじゃないか?!
↑「おばあちゃんとカラオケに行ったら僕だけ97点。
歌だ~い好き!」
って(-"-)・・・そりゃわかるけど。
オペラ歌手の先生のステージに飛び入りしたら、
イカンわな~(ー_ー)!!