「2015年 謹賀新年」 新年によせて~次世代的働き方の追及~
新年あけましておめでとうございます。
今年も、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
(写真は、年末に長女とフェアリー・テイルの玄関を掃除した後です。
門松も揃い、新年のお客様のお出迎えの準備ができました。)
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いよいよ新しい年の幕開けです。
皆様も新たな決意を胸に刻まれて
新しい年を迎えられたことと存じます。
私は、今年の抱負に 『次世代的働き方の追及』 を
掲げたいと思っています。
少々大上段に構えたテーマかもしれませんね(笑)。
『次世代的働き方の追及』・・・
これは、もちろんわが社のスタッフの『働き方』でもあれば、
私も含め、周囲にたくさんいる"制約"(出産育児・介護・家事全般など)
のある人々の『働き方』全般に関することです。
"制約"は、何も女性に限ったことだけではありませんね、
男性だって、介護や育児に関わっていますから、
今や、"制約"は、社会全体の大事な問題ですね。
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ここ数年で、フェアリー・テイルでは、
長年勤めてくれているスタッフたちが
結婚や出産を経て、ほぼ全員のスタッフに、
育児や介護など時間に"制約"が出来てきました。
言ってみれば、みんな"制約スタッフ"です(笑)。
『ブライダル業界は、
土日に出勤出来なければ仕事にならない。』
なんて言っていたら、子どもの運動会の応援に行けません。
『ブライダルプランナーは、
お客様との長時間の打ち合わせ後に、残務処理。』
なんて言っていたら、子どもの幼稚園のお迎えに間に合いません。
『ブライダルプロデュース会社は、
24時間365日対応。』
なんて言っていたら、大事な家族の最期を看取ることはできません。
"制約"を得た"制約スタッフ"は、
経験を重ねた証拠ですから、フェアリー・テイルの会社にとっては、
大事な"財産"です。
そして、お客様にとっては、
フェアリー・テイルオリジナルの価値ある"商品"です。
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"制約スタッフ"が増えたここ数年で、
フェアリー・テイルでは、
(というより経営者である私自身が、)
「長時間働くことを評価するのではなく、
たった3時間でも、
たった週4日でも、
その人のポジションとして、
その人に与えられた使命の、
"結果"が出れば評価する」
という考え方に、相当シフトしてきました。
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考え方の変革に伴って、
社内の仕組みも、超高速で、変革させてきました。
代表的な例は、『チームプロデュース』!!
ご新規のお客様のファーストコンタクトから、
結婚式当日の現場運営まで、以前はプランナー一人でこなしていた
プランニング業務を、私自身がプロデューサーとして
進捗管理(プロジェクトマネージメント)を行いながら、
コーディネイト業務は、"制約スタッフ"で分担しています。
異業種や世間一般的な事例を聞くと、
「時間に制約があるスタッフには、ミスが多い」、
「効率重視で、丁寧さに欠けることもある」、
と聞きます。
だからこそ、フェアリー・テイルの『チームプロデュース』で
大事にしている点は、
〇「リレー(業務の引継ぎ)」、
〇「コミュニケーション(情報共有)」、
そして
〇「愛(優しさ)」。
単なる精神論だけではありません。
ここには、私が最も力を注いで開発した仕組みがあります。
フェアリー・テイルの企業秘密が、社内には多々存在しています(笑)。
『チームプロデュース』以外にも、
お客様にとっては価値ある商品である"制約スタッフ"、
会社にとっては大事な大事な財産である"制約スタッフ"が、
働き方を選べるような仕掛けがあります。
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そして、今年は更に!更に!
『次世代的働き方の追及』を進めていきたいと思っています。
ワークライフバランスという言葉がありますが、
特にブライダル業界に従事する私たちにとって言えば、
ワークとライフは、切り離せません。
常に、ライフ(結婚や育児の経験)から
ワーク(仕事)のアイデアやヒントが見つかります。
だからこそ、もっともっと、フェアリー・テイルでは、
「労働時間の長さ=価値(生産性) ではない」
ことを実証していきたいと思っています。
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つづきは、また折に触れ、お話ししていきたいと思っています。
今年もよろしくお願いいたします。