協同組合 創立50周年記念イベントで一夜限りのプライベートカジノ(前編)
「らしさ」や「思い」をカタチにすることはとても難しいことです。
プロデューサー・藤田の20年間のオリジナルウエディングのプロデュースのノウハウを、
【コト】MICE(企業や団体のビジネスイベント)の企画運営、
【モノ】プロダクトのコーディネイト、
【トコロ】マチづくりやユニークベニュー(歴史的建造物、文化施設)の再開発、のプロデュースに活用しています。
コトモノトコロ・プロデュース MICE編 「四国にカジノ?ラスベガスナイト!」
Q.四国にカジノがあるんですか?
A.(笑)、四国にはカジノはありませんから、一夜限りのプライベートカジノを作ってしまったんです。
Q.なんのパーティーだったのですか?
A.業界団体・組合さんの周年事業の企画です。
クライアントは、四国遊技機商業協同組合様。
パチンコ店で使用する遊技機や設備等を販売する販売業者や製造業者等の組合で、経済産業省に認可された協同組合です。
創立50周年記念事業として、組合理念作成、組合のVI、記念誌制作、CSR活動のコーディネイトなど、足掛け1年あまりのプロジェクトだったのですが、そのファイナルイベントが、「The Las Vegas Night」となりました。
Q.足掛け1年あまりのプロジェクト?
パーティーのプロデュースだけではなかったのですか?
A.一過性の記念行事として実施するのではなく、未来へ導く道しるべになるよう周年事業全体をプロデュースしました。
当初は、「パーティーしたいんだけど・・・。ちょっと変わったパーティーがしたいんだけど、何かいい案ないかな?」というご相談だったんです。
50周年という大きな節目、まず「50周年事業の考え方」を整理させていただきました。
現職理事の皆様の考える組合の未来像を組合員全員で共有すること、故きを温ねて新しきを知る意味で、組合創立から50年間の歴史も紐解くことからプロジェクトはスタートしました。
プロデューサーの私が、会議に参加させていただきながら、遊技機業界のこと、組合のことをしっかりと理解し、周年事業のコンセプトやテーマをご提案させていただきました。
Q.カジノというアイデアに至るまでの経緯を教えてください。
A.関連事業も含めたプロジェクトテーマの設定からスタートしました。
(1)まず、組合理念を作成するところから
最初のうち、
「おまえ、パーティープロデューサーではないんか?」
「要らん世話するな~!!」と言われていましたが・・・(爆笑)。
「私は、『設立50周年事業』をお預かりしたのです。
差し出がましいようですが・・・。
四国遊技機商業協同組合さんの設立意義や組合さんが考える組合の未来像を整理し、この50周年という機会をどのように捉えていらっしゃるかを共有させていただきたいと思っています。
ひいては、それが、私が最終的に皆様にご提案するパーティーのテーマ創りにつながるんです。
私のお節介は、クライアント様に対する“リスペクト”で、この“リスペクト”から、皆さんが興味あることを具現化することができるんです。どうかお付き合いくださ~い!」
「本気やね、藤田さん!ほんなら、付き合おう!」と言ってくれました。
それからは、組合理事の皆様方が、毎晩夜な夜な、組合理念作成会議を開き、私も参加させていただきました。
そして、仕上がった組合理念と、行動指針。デザインビジュアルも仕上がりました。
(2)つづいて、50周年記念の社会貢献活動のご提案
「藤田さん、あんたの熱い気持ちはよ~く分かった。だけどな、俺らの組合の50周年で、世間には関係ないやろ?」
またまた・・・、と叱られてしまいました(爆笑)
「おっしゃる通りです!
しかし、この50周年は、現職組合員さんのものでもありますが、一過性の記念行事ではなく、組合が未来へ導く道しるべにしなければなりません。
100周年を迎える際に後輩たちが、50周年の時の先輩たちが社会と調和をとり、この組合が存続してきたんだ、と思ってもらえるように。」
それから、組合員の皆さんがそろいのジャンバーを着て、
「四国は一つ」をテーマに掲げ、
四国をつなぐ“四国八十八か所お遍路さん”の道沿いに、
四国遊技機商業協同組合の“おもてなし”の気持ち、「お接待木」の植樹を始めてくださりました。
(3)さらに、「故きを温ねて新しきを知る」
歴代理事長さんにお話をうかがう機会を設けました。
またまた叱られるかと思いましたが、皆さんとても喜んでくれました。
私・プロデューサー(藤田徳子)、テクニカルディレクター(株式会社ビザビ 河内猛)、VP制作(株式会社びより 安井祥二)、コピーライター(有限会社CONERI 人見訓嘉)、スチールカメラマン(スタジオBUN 岩城文雄)と、相当大掛かりです。
この対談は編集し、50周年記念誌に掲載いたしました。
Q.いよいよ・・・「カジノパーティー」のお話がうかがえそうですかね?
A.はい、いよいよファイナルイベントです。
第一部・式典、第二部・パーティー、二部構成でご提案しました。
第一部の式典は、主催者様にとりましても、ご来賓の皆様にとりましても大切な儀式。「厳粛に執り行う」ことが重要です。
二部のパーティーは、「今までお世話になりました、これからもよろしく!」という感謝の思いをおもてなしに託し、楽しく和やかで、親睦を深める時間になるようにと考えました。
「ラスベガスナイト!」
エンターテイメント産業を支える組合員の皆様に、“わっ”(和・輪)と驚く「楽しさ」を肌で実感し、エンターテイメント産業の極意を再確認していただく内容にしていきたいと思います!
私のプロデュースは、クライアント様を知ることから始まります。
それを「魔法のヒアリング」と私自身で呼んでいます。
私自身が、クライアント様に興味を持ち、素直に「素晴らしい」「尊敬できる」と感じたことをプロデュースのテーマに設定させていただいています。
したがって、時間はかかりますが、お客様のことをもっと知りたい、もっと知るための機会や時間をいただきたいのです。
私がクライアント様を知ることで、「・・・らしさ」を具現化することができるのです。
「ラスベガスナイト!」
実際にどんな企画になったかは、次回、お伝えします!!
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