来賓や友人スピーチを頼まれたら、インターネットの情報やマニュアル本を参考にするな!!
結婚式に招待され、来賓の祝辞や友人スピーチを頼まれた際、
少々常識外れ、マナー違反になってもイイから、
インターネットの情報やマニュアル本を参考にしてほしくない!
と、ブライダルプロデューサーの立場として思います。
「初めて来賓祝辞を依頼された!」
「友人スピーチ、緊張する!」
インターネットやマニュアル本を参考にせずに、
来賓の祝辞や友人スピーチ、乾杯の挨拶の原稿が、上手に書けるのか?!!
とご心配なことと思います。
そこで、本日は、私から、大事なポイントを3点、ご案内します。
ポイント① 新郎新婦に、新郎新婦本人のことをしっかり尋ねてください!
- 生まれた頃からの生い立ち
- 家族との思い出
- 学生時代に頑張ってきたこと
- 今の仕事を選んだ理由や仕事のやりがい
- 二人が出会って結婚に至った馴れ初め
- これからの家族としての目標、
- (可能ならば・・・)元カレ、元カノとの過去の恋愛話(笑)
「NGワード、オフレコ話、スピーチでは言わないでほしいことは言わないよ」
とお伝えしておきましょう!
新郎新婦と親しい関係、よく知っている間柄だからこそスピーチを依頼されているとは言え、改めて、新郎新婦本人から話を聞いてみることが、大事なのです。
雑誌や新聞の記事を書くと思って、取材感覚でしっかりヒアリングしてください。
ポイント② 結婚式本番の進行内容について、新郎新婦に尋ねてください!
- 出席者の人数(規模感)
- 顔ぶれ(職場関係者、友人、親族、何人ずつくらい呼んでいるのか?)
- お色直しをするのか?しないのか?、何を着るのか?
- (サプライズ演出以外の)演出について、鏡開き、ケーキ入刀、友人余興など。
当日の内容は、二人からのおもてなしで、事前に伝えたくないはず。
「誰にも言わないから!」という約束をして、当日までは心に留めておきましょう!
結婚式の進行や演出!
「それスピーチに直接関係ないじゃん!」
と思うかもしれませんが、「ムードを掴む」こと、実はとても大事なんです。
久しぶりに結婚式に呼ばれたっていう、そこの上司の方!
初めて友人スピーチをするっていう、若者諸君!
最近は、結婚式の形式が一遍通りではない、画一的ではなくなっています。
誰の結婚式に出席しても、どこの結婚式に出向いても同じ、なんてことはありません。
少人数でアットホームな結婚式に、上司や友人が数人招待されている、って場合もあります。
感染防止の観点から、屋外で結婚式、ガーデンでスピーチなんてこともあり得ます。
アットホームな結婚式で、役人が作ったようなカタチばかりの挨拶、堅苦しい話、かっこ悪いじゃないですか?
ガーデンでのスピーチで、ペーパー持って長々と話すのも、かっこ悪いと思いませんか?
マイクの前に立つからには、その場のムードをつかむって重要なこと!!
せっかくのハレの日、場にそぐった内容で、バシッとキメたいですね!
ポイント③ 自分以外に挨拶やスピーチの人がいるか?新郎新婦に尋ねてください!
- 自分が来賓祝辞なら、乾杯挨拶は誰なのか?
- 友人スピーチは、何人予定しているのか?
- 学生時代の友人や職場仲間が余興を予定しているのか?
自分以外の「演者」について知りましょう!
自分以外に、どの場面で誰が登場するのかを把握することで、
自分の挨拶やスピーチに求められている内容、自分の立場が明確になるはずです。
- 職場の代表として仕事ぶりの披露
- 幼馴染としての思い出話
- 部活や試験を共に戦った同士としての苦労話
など、スピーチのポイント、焦点が定まります。
【まとめ】来賓や友人スピーチを頼まれた時の原稿作成ポイント
- 新郎新婦のことを生い立ちから尋ねる!
- 結婚式当日のムードを掴むように事前調査をする!
- 自分以外の「演者」を確認する!
インターネットの情報やマニュアル本などを参考にすると、
- 「またまた」「かさねがさね」など、重ね言葉は、再婚を想像させるから禁句。
- 挨拶の冒頭と挨拶の締めでは、「おめでとうございます!」は欠かせない。
- 来賓スピーチなら5分程度、乾杯挨拶なら2分以内、友人スピーチなら3分程度。
など、形式的なことばかり書かれています。
そのまま、スピーチ原稿を作成したら、誰の結婚式でも同じ内容、まるで心がこもっていないスピーチに仕上がってしまうと思いませんか?
禁句用語をちょっとくらい使って常識外れやマナー違反になってもイイから、
その新郎新婦ならではの!
そして、あなただから話せる!
オリジナリティあふれるスピーチにしてください。
今まで20数年間、ブライダルプロデューサーとして、
たくさんの結婚式に立ち会ってきましたが・・・。
「あっ!このスピーチ、マニュアル本の参考文例、そのままパクッてる!」
って、気づくこと、よくあります。
「本日、初めて新郎新婦ご本人にお会いしましたが・・・」
って、話を始める政治家さんとか見ると、ちょっとガクッとしますね!
マナー違反になっても、禁句の言葉を使ってもイイじゃないですか?!
それより大事なことは、
せっかくのお二人のハレの日、
お二人のことを心から祝福する気持ちが精一杯盛り込まれていたら、
それが一番ステキで、最高のハナムケの祝辞、スピーチだと、私は思います。
オマケ
実は、私、ブライダルプロデューサーの仕事の傍らで、
スピーチライターの仕事を受けることがあります。
結婚式や式典の挨拶原稿などの依頼も受けています。
結婚式の場合は、自分が会ったこともない新郎新婦に向けたハナムケの言葉を作ります。
企業の周年式典でも、自分が出席するわけではありません。
が、いつも原稿が仕上がった際には、(その会ったこともない)新郎新婦の幼馴染か?
(出席はしませんが)その企業の創業者さんの旧知の友か?
と思うくらいの内容になっていたりするんです。
スピーチ原稿の作成ポイントはよくわかった!
でも、やっぱり、プロデューサーに任せたい!
「模範」のスピーチと「感動」のスピーチは違います。
スティーブ・ジョブズが、初代iPhoneを発表する際のスピーチは有名です。
「2年半、この日を待ち続けていました」といきなり切り出し、「今日はありがとうございます。」「今から新商品を発表します」など冒頭の挨拶は一切なかったのです。
たしかに、模範解答ではないかもしれませんが、間違いなく全世界の人々にワクワク感や期待感を届けたことでしょう。その後、ジョブズ人気、iPhone人気が一気に高まったことは言うまでもありません。彼に「共感」させ、彼の事業に「感動」させることに成功した例です。
しかし、どなたでもこの手法を取り入れさえすれば、スピーチが成功するとは限りません。
また、どんな場面でもこの手のスピーチが受け入れられるとも限りません。
スピーカー(挨拶や祝辞などを述べる人)の個人のパーソナリティ(性格や人柄、立場や地位)によって、効果的な演出が違います。
スピーチするシーン(結婚式、式典、会議など)の雰囲気、聴衆(出席者や参列者)の顔ぶれ(属性や世代など)によって、共感ポイントや感動ポイントが異なります。
これこそ、まさに「オリジナリティ」なのです。
多くの人々に「共感」され、一人一人に「感動」を届けるスピーチは、決して「模範」のスピーチではないかもしれませんが、「邪道」であれば成功するとも限らないのです。 大切なのは「オリジナリティ」の演出です。
プロデューサー藤田が手掛けるスピーチ原稿
Plan&Price(スピーチプロデュースの費用について)
結婚式、式典、パーティー、イベントなど、人前で挨拶やスピーチをされる方のあらゆるご相談に応じます。政治家の方や企業経営者の方のご相談も大歓迎で承ります。
こんな方におススメです。
招かれた側
- 結婚式
来賓祝辞、乾杯挨拶、友人スピーチ、親族代表挨拶、など。 - 式典・パーティー
来賓祝辞、乾杯挨拶、表彰授与者スピーチ(謝辞)、など。
招く側
- 結婚式
ウエルカムスピーチ、新郎新婦の挨拶(謝辞)、両家代表の挨拶(謝辞)、花嫁の手紙、など。 - 式典・パーティー
式辞、主催者挨拶、表彰祝辞、など。
カウンセリングプラン
10,000円(税込11,000円)
※ご相談後、別のプランをご依頼の場合は申込金の一部に充てさせていただきます。
※守秘義務厳守いたします。
「まずは相談!」という方におススメのプランです。(60分程度 オンラインにて)
- 来賓祝辞(友人スピーチ)を頼まれたが、とにかく困っている。
- 初めて来賓祝辞を依頼された、何を話していいかわからない。
- 友人スピーチを頼まれたけど、あがり症でスピーチできそうにない。
- 立場上、頻繁に祝辞やスピーチを依頼されるが、いつも同じ内容になってしまう。
- 祝辞(スピーチ)は原稿を読んでもいいのか?
- コロナ禍の結婚式や式典、コロナの話題に触れるべきか悩む。
- 結婚式の祝辞を頼まれたが、新郎新婦に会ったことがない。
- 結婚式の祝辞を頼まれたが、出席できない。(そもそも出席したくない。)
- 結婚式の来賓だが、服装や祝儀額について相談したい。
- 花嫁の手紙が書けない。当日、自分で読める自信がない。
- 企業の周年式典に招かれたが、何を着て行っていいかアドバイスしてほしい。
- 息子を会社の後継者にする、父、息子、それぞれ何を話したらよいか?
- 公的団体から表彰を受けるが、授与者スピーチで何を話したらいいのか?
etc
カウンセリング | ◯ | 校正2回 | ― |
コンセプト作りサポート | ― | 最終原稿 | ― |
初稿作成 | ― | スピーチ練習サポート | ― |
校正1回 | ― | 守秘義務 | ◯ |
アドバイスプラン
20,000円(税込22,000円)
※守秘義務厳守いたします。
話す立場や場面に応じて、スピーチのテーマやコンセプトを具体的に設定できるようにサポートします。すでに作成されたスピーチ原稿や話し方についてアドバイスいたします。(90分程度 オンラインにて)
- 自分でスピーチ原稿を作ってみたが、これでいいのか不安だ。
- 秘書(部下)がスピーチ原稿を書いたが、どうも気に入らない。
- スピーチの経験はそれなりにあるが、いつも同じような内容になってしまうので、チェックしてほしい。
- インターネットやマニュアル本を参考にすると、オリジナリティあるものが仕上がらない。
- 息子(娘)の結婚式、家族に内緒で父親の挨拶を準備したい。
- 結婚式の儀式や地域の慣習、マナーに合わせて、祝辞を述べたい。
- タイムリーな情報や共感できるネタを取り入れて、出席者全員に感動してもらいたい。
- 花嫁の手紙を書いたが、納得できない。本番での読み方もわからない。
- 人前で話す練習をしておきたい、練習に付き合って、アドバイスしてほしい。
- プロのライターだが、スピーチ原稿は書いた経験がなく、アドバイスがほしい。
- 政治家(会社経営者)だが、恥を搔かないスピーチがしたい。
etc
カウンセリング | ◯ | 校正2回 | ― |
コンセプト作りサポート | ◯ | 最終原稿 | ― |
初稿作成 | ― | スピーチ練習サポート | ― |
校正1回 | ― | 守秘義務 | ◯ |
スピーチライタープラン/ライト
35,000円(税込38,500円)
※ご相談後、別のプランをご依頼の場合は申込金の一部に充てさせていただきます。
※守秘義務厳守いたします。
インターネットの情報やマニュアル本などを参考にすると、どなたの挨拶もスピーチも一遍通りに仕上がってしまいます。初めてで何から話していいのかというスピーチ初心者の方、いつもありふれた挨拶になってしまうというベテランの方など、それぞれにお悩みも多いはずです。
20年以上、5,000件以上の結婚式や式典のプロデュースを経験した、プロデューサー藤田がオリジナリティあるスピーチ初稿まで仕上げます。
一からスピーチ原稿を自分で書くのは難しいけど、自分らしく仕上げはしてみたいという方におススメのプランです。
スピーチ原稿の納品までの流れ
1.当社からメールでヒアリングアンケートを送ります。
↓
2.ヒアリングシートをメールでご返信ください。
↓
3.オンラインでカウンセリングを行います(30~60分程度)
↓
4.スピーチ原稿(初稿)をメールで送ります。
※初稿仕上げは、カウンセリング(アドバイス)から、1週間程度。
※スピーチ原稿は、Word書式で納品しますので、お客様ご自身で、簡単に加筆・修正ができます。
※スピーチ当日まで期間が短いご依頼、お急ぎの方は、お問い合わせ時にご相談ください。
カウンセリング | ◯ | 校正2回 | ― |
コンセプト作りサポート | ◯ | 最終原稿 | ― |
初稿作成 | ◯ | スピーチ練習サポート | ― |
校正1回 | ― | 守秘義務 | ◯ |
スピーチライタープラン/レギュラー
プラン人気No.1
55,000円(税込60,500円)
※守秘義務厳守いたします。
スピーチライタープランの中で、最もご依頼の多い「人気№1」のプランです。
ヒアリングシートに基づき、スピーチを述べられる方の立場、会場の環境条件や雰囲気、会や式の趣旨やコンセプト、出席者の顔ぶれ(属性や世代など)まで把握します。
オンラインでのカウンセリングでは、述べられる方の個性や魅力を丁寧に理解し、オリジナリティとして最大限に活かし、スピーチ原稿を仕上げます。
初稿後、ご希望に応じて表現や言い回しを変更する校正1回を経て、最終原稿として納品いたします。カウンセリングから最終原稿の仕上げまで、一貫してプロデューサー藤田が対応いたします。
お忙しい方、スピーチでは何度もご活躍の方、初めてスピーチされる方、とにかく任せたいという方に、ぴったりのプランです。
スピーチ原稿の納品までの流れ
1.当社からメールでヒアリングアンケートを送ります。
↓
2.ヒアリングシートをメールでご返信ください。
↓
3.オンラインでカウンセリングを行います(30~60分程度)
↓
4.スピーチ原稿(初稿)をメールで送ります。
↓
5.校正指示(変更の希望箇所)をメールでご返信ください。
※場合によっては、再度オンラインでご相談の時間を設けます。
↓
6.スピーチ原稿(最終稿)をメールで送り、仕上がりとします。
※初稿仕上げは、カウンセリング(アドバイス)から、1週間程度。
※校正指示は、表現や言い回しの変更とし、主旨やコンセプトの大幅な修正はご遠慮ください。
※スピーチ原稿は、Word書式で納品しますので、お客様ご自身で簡単に加筆・修正ができます。
※スピーチ当日まで期間が短いご依頼、お急ぎの方は、お問い合わせ時にご相談ください。
カウンセリング | ◯ | 校正2回 | △※ |
コンセプト作りサポート | ◯ | 最終原稿 | ◯ |
初稿作成 | ◯ | スピーチ練習サポート | ― |
校正1回 | ◯ | 守秘義務 | ◯ |
※オプション費用 10,000円(税込11,000円)
スピーチライタープラン/スペシャル
80,000円(税込88,000円)
※守秘義務厳守いたします。
「スピーチライター/レギュラー」の内容に加えて、スピーチ本番直前に、スピーチの話し
方の練習までお手伝いします。(オンラインにて30分~60分)
人前で話すことが苦手の方、あがり症の方、仕上がった原稿を感動的に伝えたい方、原稿を
読むか暗記するか迷っている方に、おススメのプランです。
スピーチ原稿の納品までの流れ
1.当社からメールでヒアリングアンケートを送ります。
↓
2.ヒアリングシートをメールでご返信ください。
↓
3.オンラインでカウンセリングを行います(30~60分程度)
↓
4.スピーチ原稿(初稿)をメールで送ります。
↓
5.校正指示(変更の希望箇所)をメールでご返信ください。
※場合によっては、再度オンラインでご相談の時間を設けます。
↓
6.スピーチ原稿(最終稿)をメールで送り、仕上がりとします。
↓
7.ご自身で、スピーチの練習をしておいてください。
↓
8スピーチ本番の1週間前~前日に、オンラインでスピーチの練習をしながら、プロデューサーからアドバイスをします。
※お客様のご要望により、オンライン練習の様子を動画録画します。
※初稿仕上げは、カウンセリング(アドバイス)から、2週間程度。
※校正指示は、表現や言い回しの変更とし、主旨やコンセプトの大幅な修正はご遠慮ください。
※スピーチ原稿は、Word書式で納品しますので、お客様ご自身で、簡単に加筆・修正ができます。
※ご希望の方には、スピーチ練習の様子を動画にしてお渡しします。
※スピーチ当日まで期間が短いご依頼、お急ぎの方は、お問い合わせ時にご相談ください。
カウンセリング | ◯ | 校正2回 | △※ |
コンセプト作りサポート | ◯ | 最終原稿 | ◯ |
初稿作成 | ◯ | スピーチ練習サポート | ◯ |
校正1回 | ◯ | 守秘義務 | ◯ |
※オプション費用 10,000円(税込11,000円)
ブライダルプロデューサー藤田徳子
藤田徳子
(ふじたのりこ)
結婚式、イベント、式典のプロデューサーとして20年以上、直島、高松城、栗林公園などで史上初の結婚式をプロデュース。G7サミットをはじめとする国賓級のパーティー、企業・行政の式典など、多数手掛けた実績を持つ。
スピーチやプレゼントークのプロデュースは、企業経営者や政治家、大学生高校生や主婦まで幅広いクライアントをファンに持つ。