【新しい時代の結婚式・家族婚の事情】「引出物や結婚内祝品は、いつ渡す?」(引き出物や結婚内祝品を渡すタイミング)
本記事では、コロナ禍中、withコロナ、新しい時代の結婚式に関するご質問に回答しています。
最近、このようなご相談をよくいただきます。
都会に住んでいるんですが、地元で結婚式を挙げる予定です。
コロナ禍で、なかなか帰省できず久しぶりに家族や親族に会います。
久しぶりの再会だし、“家族婚”で身内だけなので、結婚式の日を待たずに帰省したらすぐに、引出物を渡しておいても良いですか?
引き出物は、こちら(都会)で選んで持ち帰ります。
「久しぶりの再会」、「家族婚」、「身内だけのこじんまりとした結婚式」・・・。
こういった様式は、withコロナ時代、新しい時代ならではの結婚式の事情ですね。
新しい時代になって結婚式の様式が変わっても、結婚するおふたりには、至福の瞬間を迎えていただきたいと願っています。
感動的な結婚式を挙げていただくために、結婚式のプロ、ブライダルの専門家として精一杯お手伝いさせていただいています。
「結婚式の引出物を先に渡してもよいか?」
しかし、結婚式の引き出物には、それらしい『演出』が必要だと思うんです。
引出物を渡すタイミングにルールはありません。
先に渡しちゃ縁起が悪い?!なんてこともありません。
ただ・・・。お祖父母様やおじ様おば様のところに行って
「帰ってきました~!明日、結婚式よろしくお願いします~。コレ、引出物です~」
って渡してしまったらどうでしょう?!
結婚式の引出物らしい、”重々しさ”や、"おめでたさ”が伝わらないような気がします。
家族婚で、結婚式に出席する方とは言え、お相手からすると「帰省のお土産かしら?!」と思われてしまうのではないでしょうか?おもてなしの気持ちが半減、軽い印象を与えてしまう気がします。
結婚式の引出物ならではの、”重厚さ”や"縁起物らしさ”って、日本人好きですよね~?
ならば、家族婚でも、やっぱり結婚式当日に、熨斗を付けて”仰々しく”渡したほうがいいかもしれませんね。
ゲストのお名前から一文字とってデザインしたオリジナルの木箱。
中には、お一人お一人、その方に向けてお選びし陶器が入っています。
(コロナ以前のセッティングです。)
引き出物のパッケージがオリジナルなので、テーブルコーディネイトに仕立てました。
(コロナ以前のテーブルコーディネイトです。)
「引き出物(結婚内祝い品)を渡すタイミングは?」
結婚式に出席いただく方には、結婚式当日に引き出物を渡すのがベストだ!とお伝えしました。
結婚式にお招きしていない方からも、結婚のお祝いをいただくことがありますよね。
その場合は、引き出物(正確に言えば、結婚内祝い)を渡すのがよいのでしょうか?
結婚式に出席していただかない方にも、結婚式当日(または翌日)にお返しをお届けするのがエチケットです。
結婚式にお招きしていない方にも「おかげさまで、無事に結婚式を挙げることが出来ました。その節はお祝いをありがとうございました!」という気持ちで、引き出物(結婚内祝い)を贈ります。
したがって、結婚式当日または翌日(遅くても、数日後以内)がベスト!ということになります。
出来れば、新郎新婦お二人揃ってご挨拶にお伺いし、引き出物(結婚内祝い)を渡すのがマナーとしては最善です。但し、先方のご都合や二人のスケジュール、また遠方であるなどの理由で、直接出向けない場合は、結婚式当日に先方のお宅に到着するように配送手配をしておくのが次善ですね!
結婚式の季節感を引出物(プチギフトや内祝品)に演出するのもアイデアですね!
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