第25期 キックオフしました!~「今、求められるのは、プロデューサー力!!」~
株式会社フェアリー・テイル
親愛なるお客様、お取引様、地域のみなさまへ
2022年7月1日、株式会社フェアリー・テイルは、第25期をスタートすることができました。
当社が四半世紀にわたって事業を継続・拡大できたのも、ひとえに、皆様に温かくご支援いただいたおかげと心より感謝申し上げます。
新型コロナの蔓延などを背景に、デジタル技術の急速な革新が加速され、パラダイムシフトが起きました。新しいパラダイムにあっては、「SDG’s」/持続可能な社会の実現、永続可能な企業体質が求められています。また、「Well Being」/私たち一人一人が、人としてよりよく生きていきたいものです。
「今、求められるのは、プロデューサー力!!」
先日、経済情報誌に非常に興味深いキャッチコピーを目にしました。社会全体の構造や価値観などが劇的に変化するパラダイムシフトを迎え、正解のない時代だからこそ、プロデューサー力が重要だという内容でした。動くことは誰でもできる一方で、「今あるヒト、モノを役立たせるためにはどう活かせばよいか」という視点、つまり目利き力、まとめ力を持ち合わせたプロデューサーが注目され、もっとも必要とされていると綴られていました。
さて、この2年で、当社を取り巻くブライダル業界は、大きくパラダイムシフトしました。「結婚式をする」ことが当たり前だった時代から、「結婚式をしない」ことも月並みとなりました。結婚を控えたミレニアル世代やZ世代では、華美な装飾や派手な演出、珍しい引き出物や豪華なお料理など奇をてらった上辺ではなく、大切なひとを思う“時間”と大切な人と集う“空間”、本質をもっとも重要な価値としています。
業者の私たちは、より一層に魅力的な商品の開発と、愛に溢れるサービスの提供が求められています。
これは、当社が栗林公園で関わる飲食や観光業界をはじめ、他業界も含めた社会全体が目に見えないものに価値を重んじているようです。「作っては壊し」、「余ったら廃棄」の大量生産・大量消費を脱却し、「多様性や個性」、「知識や情報」、「伝達や教育」など、自分にとって本当に必要ものだけを手にし、やりたいことに素直に行動することを大切にする時代に変革しています。
かかる変革期のキーワードは、「今あるヒト、モノをどう活かすか」というプロデューサー力。
それはまさに当社の事業の柱にほかなりません。多様性や個性を活かすアイデアや企画は、当社の最も得意とするところです。いよいよ当社の出番到来。新たなパラダイムで、持ち味を縦横無尽に展開していけると思うと武者震いが止まりません。
このたび、奇しくも25期のスタートと同時に、栗林公園事業も3期目をスタートすることになりました。コロナ禍で多大なダメージを被った観光事業、飲食事業ではありますが、これまでのピンチにヒントを得て、事業コンセプトを「シェフ・イン・レジデンス讃岐」(※)と一新し、再スタートいたします。
株式会社フェアリー・テイルの輝ける第25期を必ずや実現する所存です。
これからも引き続き、強力な応援をいただければとても幸いです。
2022年7月1日
株式会社フェアリー・テイル
代表取締役 プロデューサー
藤田徳子
※「シェフ・イン・レジデンス讃岐」とは・・・
14世紀にヨーロッパで始まったルネサンスに、「アーティスト・イン・レジデンス」という取り組みがあります。これは、アーティストが一定期間、ある土地に滞在し、常時とは異なる文化環境で作品制作やリサーチ活動を行うこと、またアーティストの滞在制作を支援する事業のことを示します。
ガーデンカフェ栗林では、多様な価値を持続発展的に創造する新しい飲食営業のスタイルとして、アーティスト・イン・レジデンスのシェフ版「Chef in Residence(シェフ・イン・レジデンス)」のプラットフォームを構築いたします。
※この2年半は、コロナ禍で多くのカップルの結婚式が延期になりました。ようやくカップルの笑顔が見られるようになり、私もワクワクが止まりません。
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