アラフォーウエディング ~生まれ育った大好きな倉敷の町で挙げる~その①
倉敷生まれの、倉敷育ち、
倉敷大好きっこのフジタです。
(今は、すっかり讃岐人です(^_^;))
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私の生まれ育った家も
この『倉敷美観地区』から歩いて5分くらいの
この『倉敷美観地区』から歩いて5分くらいの
ところにあります。
・・・『倉敷美観地区』は、
国の重要伝統的建造物群保存地区です・・・
子どもの頃は、この倉敷川で、よくザリガニを捕っていて、
近所の人たちに叱られました。結構深いんですよ~。
ザリガニを追っかけていた倉敷川。
最近は観光客相手の「川下り」なんてあるんですね~。
この日は、倉敷東中学校時代の友人の結婚式。
前日から仕込み・準備で、スタッフと共に倉敷入りしていました。
現場仕込みは、前日夜にほぼ出来上がっていましたので、
久しぶりに倉敷をゆっくり眺めながらの現場入りとなりました。
↑①ほとんどは宅配便で現地入り。
前日に、小さな機材や資材は車に満載で出発しました。
前日に、小さな機材や資材は車に満載で出発しました。
②前日の最終MTG。
私が結婚式出席者なので、スタッフが緊張しています。
(スタッフの皆さん、ありがとうございます♪)
街並みは昔と、ぜんぜん変わりません。
路地裏を歩いていたら、知り合いばかり・・・(^_^;)
私、40歳のおばちゃんですが。。。
「ありゃ、のんちゃん?♪
大きゅうなったな~(大きくなったね)・・・」
と親しく声を掛けられました(^_^;)
小さな町のいいところ、みんなが知り合いです。
「旅館くらしき」さん。
うちに県外からお客様がいらっしゃると
必ずお通ししていました。
私の結婚の際の両家顔合わせも
結納後の食事会も、「旅館くらしき」さんでした。
倉敷は、本当にいいところです♪
倉敷は、江戸幕府の天領に定められ、
この『美観地区』に倉敷代官所が設けられました。
この倉敷川を使って、備中国南部の物資が集められて
いたため、倉敷川畔に蔵が立ち並んでいます。
この「旅館くらしき」さんも、もとは砂糖問屋さん。
倉敷川の畔から鶴形山南側の
街道一帯に白壁なまこ壁の屋敷や蔵が並んで
今も天領時代の町並みを残しています。
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"アラフォーウエディング"の会場、
「倉敷アイビースクエア」さん。
アーチが象徴的な広い東正面玄関です。
でも、倉敷の地元の人たちは、
美観地区側、徒歩の観光客が多く利用する
こちらの西側入り口を『正面玄関』だと言っています。
なぜならば・・・。
こちらの西側入り口には、
「倉敷紡績」の名前が今もなお掲げられています。
『倉敷アイビースクエア』は、
江戸幕府の代官所跡に
1889年(明治22年)に建設された倉敷紡績の
創業の土地で、そして旧工場なのです。
現在も「倉敷紡績」さんの
登記上の本店所在地なのです。
倉敷紡績の工場だったころは、
こちらの門を正門として利用いたことから
その時代から馴染みのある倉敷の人々は
こちらを「アイビースクエア」の正門だと言うのです。
1642年(寛永19年)に倉敷代官所が置かれ、
この倉敷代官所跡に
1889年(明治22年)に倉敷紡績が建てられ、
1973年(昭和48年)に、
現在の倉敷アイビースクエアに至った痕跡です。
その土地のルーツを辿ると、歴史のロマンを感じます。
子どもの頃、倉敷代官ばやしを
夏祭りに踊っていましたが、その一節に
「倉敷、くらしき。代官、代官、百姓の味方~♪」
とあります。
倉敷の人々は、この土地が天領であったことを誇りにしているんですね。
『アイビースクエア』の由来となった
赤レンガの外壁を覆う『蔦』には理由があり、
倉敷紡績の工場であった頃に工場内部の温度調節の為に
植えられていたそうです。
・・・と子どもの頃、お祖父ちゃんに教わりました。
蔦の絡まるノーブルかつファンタスティックなこの建物は
平成19年(2007年)11月30日に経済産業省より
「近代化産業遺産」に認定されました。
倉敷の人たちは、『倉敷アイビースクエア』も『倉敷美観地区』も
こよなく愛しています。
愛し方はいろいろありますが、
まるでガラスの箱に入れてしまって鑑賞するような愛し方でなく、
毎日親しみを持って使い込むような愛し方なのです。
倉敷の人たちは、決して特別な観光地として捉えていません。
日常生活の一部なのです。
私も小学校の頃は、蝉取りに、ザリガニ捕りに、
中学校の頃は、ブライスバンドの部活の練習で、
高校時代は、通学路、
帰りに寄り道しておやつを食べたりしました。
大人になってからは、界隈を飲み歩きです・・・。
まさに・・・ 愛すべき【 ふるさと 】です。
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"アラフォーウエディング"の新郎新婦。
新郎新婦は、小学校も中学校も同じで、
新郎が一つ先輩。
新郎が一つ先輩。
狭い倉敷にも関わらず、
2~3年に知り合うまで顔見りじゃなかった!!って・・・
アラフォーの私たち。
友達同士が集まると必ず、結婚や恋愛の話に。
彼女はいつも
『絶対!!
倉敷以外には嫁に行かん!!
倉敷の人と結婚するんじゃ!!
倉敷で結婚式するんじゃ!!」
って言っていました(^_-)
私は、
「そんなに選択肢、狭くしたら、嫁に行けんわ~」
と申しておりましたが、見事に夢がかなったネ(^_-)
倉敷で生まれて、
倉敷で育ち、
倉敷で出会い、
倉敷が大好きな二人。
そんな二人が、
40年間培ってきた
かけがえのない友情に囲まれて
愛してやまない倉敷の町で
結婚式を挙げる!!
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これこそまさに
【ふるさと ウエディング】
【オリジナル ウエディング】
ではないでしょうか?
ブライダルプロデューサー歴15年。
私はこう思っています。
ステキな☆結婚式は、
ユニークな場所を選ぶことでもなく、
派手なパフォーマンスや、
華美な装飾を競うことでもなく、
珍しい引き出物を選ぶことでもなく、
「私たちはこんな風に二人で生きていきます」と
宣言する場だと。
自分たちが、この世に生まれ、
二人が生きた証を
『ふるさと』に遺すこと。
シンプルだけど、
これこそ、本物の結婚式。
二人が積み上げてきた人生、
人望こそ、
素晴らしい演出に仕上がります!!
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【アラフォーウエディング
~生まれ育った大好きな倉敷の町で挙げる~】
当日の様子は改めて!!