「栗林公園 結婚式」プロデュース <続報>
【特別名勝 栗林公園】
(↑写真は、結婚式の会場として使わ始めた今年の春、
飛来峰から偃月橋に立つ新郎新婦を眺めます)
江戸時代、讃岐高松藩の歴代藩主により
百年余りの歳月をかけて完成、
下屋敷として利用されていました。
現在では、
特に重要な文化財庭園として
国の【特別名勝】に指定され、
また【ミシュラングリーンガイド】では
最高の三つ星に格付けされるなど、
日本を代表する大名庭園として国内外から高い評価を得ており、
その美しい姿が引き継がれ、守られています。
******************
~時代を超えて息づく和の文化~
何百年も前の人々が「美しい」と愛でたこの栗林公園を
現代人の私たちが同じように「美しい」と愛でる・・・
時代を超えて、同じ場所に立つ・・・
なんてロマンティックではありませんか?
長い年月をかけ、多くの人たちによって受け継がれてきた、
かけがえのない文化遺産だからこそ、
私たちの手で次世代に引き継ぐ必要があると感じるのです。
フェアリー・テイルでは、
【栗林公園での前撮り】などを通じて、
和の庭園はご年配者だけが観光に訪れるのではなく、
年齢に関係なく、若者たちも
栗林公園の荘厳さと歴史の趣を
心から愛していることを知っていました。
そこで、10年以上前から
【栗林公園での結婚式】を構想しておりました。
「本物の和の文化」だからこそ
本物の結婚式ができると確信していたのです。
******************
「長男だし、せめて結婚式くらいは地元で挙げてほしい」
両親から言われた、東京都在住の中村様ご夫妻。
新郎の隆治さんは香川県出身、
一方新婦の裕子さんは東京生まれの東京育ち。
当初、ゆかりのない新郎の故郷で
結婚式を挙げることに抵抗を感じられていました。
それでも新郎の両親の顔を立て、香川県での結婚式に踏み切られました。
「どうせ彼のふるさとで結婚式を挙げるなら、
東京にはない場所で、ふるさとならではの結婚式がしたい。
東京からの両親、九州からの親族にとっても、
その土地の風土を体感することは、
小旅行以上に楽しんでもらえるのではないか?
ふるさとらしい結婚式で☆」
今年の1月、会場見学をかねて、初めて栗林公園を訪れたお二人。
栗林公園の所長から、栗林公園の歴史や芸術的趣向を教わり、
当初、馴染みのない土地での結婚式に
戸惑いを感じていた裕子さんも
「栗林公園が、香川県が、大好きになった
☆ガッツリ香川☆ って感じで~~~!!」
と仰ってくださりました。
******************
そして迎えた結婚式当日。
桜の咲く季節の【栗林公園】。
1月に会場見学に訪れた際に下見撮影をした
この場所で、新郎新婦の記念写真も撮れました。
挙式は、『掬月亭』にて。
出雲大社さんに司式してもらいました。
挙式会場の『掬月亭』から披露宴会場の『花園亭』まで
♪花嫁行列♪しました。
花見客からも
「わ~花嫁さ~ん」と歓声が挙がりました。
披露宴会場の『花園亭』。
花嫁行列で到着した皆様を
桜茶でおもてなしいたします。
『花園亭』の披露宴会場です。
テーブル装花、和婚らしいコーディネイトになりました。
ゲスト全員にお持ち帰りいただけるように、
席札を装花にアレンジしました。
席札は、お二人の手作りです。
******************
『披露宴』は、お二人のウエルカムスピーチで開宴し、
とても和やかな雰囲気でスタートしました。
さて、この【「栗林公園 結婚式」プロデュース <続報>】では、
披露宴会場になった『花園亭』のお料理について
詳しくご紹介させていただきたいと思います。
↓↓↓『 栗林公園 結婚式 』全体の流れはコチラ↓↓↓
お料理を担当してくださった
『花園亭』の名物女将さん、大谷さん。
1月に会場見学を兼ねて、初めて『花園亭』に訪れた際に
衝撃の事実が発覚☆!!
ナント!! 女将さん、新郎の隆治さんの遠縁にあたる方でした。
そんなこんなも、『ふるさと 結婚式』ならではですよね~。
栗林公園で今年春初めて結婚式が行われるとあって、
女将さんも、記念すべき婚礼用お料理に
腕を振るってくださりました。
試食を重ね、献立つくりに奮闘くださりました。
【ふるさと 讃岐の結婚式】らしい、
瀬戸内の季節の味「鰆」や「飯蛸」
そして「讃岐コーチン」など
地産地消にこだわった献立で多数の県外からのゲストを
おもてなしします。
そして〆は、やはり
「さぬきうどん」です!!
<先付>
木の芽和え 白魚 桜花
<前菜>
飯蛸 数の子 子持ちもろこ 海老そぼろ貝柱真蒸
流皮巻 車海老 桜花うど 味噌松風 空豆
ちしゃとう 紅白なます
<向>
五種盛 坊風 紅白飛鶴 白髪大根
<焼物>
讃岐コーチンの香草焼 ローストビーフ
アスパラ磯辺揚
<おしのぎ>
鰆押寿司
<煮物>
鯛の子 筍 ひすい豆 よもぎ麸 ふき
<蒸物>
桜蒸し 鰆 道明寺 桜花 わらび 木茸 百合根 山葵
<油物>
白子の春巻 ポン酢
<飯>
赤飯
釜あげうどん
<フルーツ>
季の物
<おまけ>
紅白まんじゅう入刀
大きなお饅頭は、このあと切り分けられて、
皆さんに抹茶と一緒にふるまわれました。
******************
当初、新郎隆治さんの故郷での結婚式に
戸惑いを隠せなかった新婦裕子さん。
東京生まれの東京育ちの裕子さんにとっては当然のことです。
でも・・・この【栗林公園 での 結婚式】を通して
きっと、【 故郷 ふるさと 】がお二人共通の宝物に
なったことと思います。