祝 玉藻公園 【披雲閣(旧松平家高松別邸)】が 国の『重要文化財』に指定されました。
平成24年7月9日
【 史跡高松城跡 玉藻公園
披雲閣(旧松平家高松別邸) 】が
国の重要文化財に指定されました。
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私どもフェアリー・テイルでは
12年前から 史跡高松城跡 玉藻公園 披雲閣
での結婚式をプロデュースしています。
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史跡高松城 玉藻公園 披雲閣での
結婚式をプロデュースに
至ったきっかけは・・・。
瀬戸内海に浮かぶ"女木島"出身の新婦さまを担当させていただいた
時のことでした。
「本当は"女木島"で結婚式をしたいんだけど・・・。
"女木島"にはそんなトコロないし~」
と寂しそうにおっしゃいました。
そしてもう一言
「結婚を機に香川を離れるんです。
"島"が好きだし、"香川"が好きだけど・・・。
東京に行ったら、
"女木"のことなんかみんな知らんやろうな~」と。
"女木島"は、
高松港からめおん号(フェリー)で
20分もかからない島です。
小学校も中学校もありません。
子どもたちは毎日"お舟"に乗って高松市内の学校に通ってきます。
高松駅界隈からも、フェリー乗り場周辺から
"女木島"が真ん前に見えます。
そんな花嫁さんの思いを叶えようと
私は一人で"女木島"を目の前に見ながら、高松駅、高松港周辺を
自転車で走っていました。
あるじゃないですか~!!
「"島"がすき、"香川"が好き」
と仰る花嫁さんにぴったりな場所。
●フジタ:
「玉藻公園は結婚式にも貸してもらえるんですか~?」
玉藻公園は高松市が管理しているので、
高松市の職員の方が対応してくださりました。
(現在は、指定管理者制度に基づき
「香川県造園事業協同組合」によって管理運営されています)
■高松市職員の方:
「結婚式?この中には結婚式場はありませんよ。」(目をまあ~るくして)
●フジタ:
「結婚式場なくていいんです。
むしろ結婚式専門会場が無いほうがいいんです。
ブライダルプロデューサーですから、
場所さえ貸してくださればいいんです。」
■高松市職員の方:
「玉藻公園は市民の私的な行事にも使っていただいて構いません。
【 お城で結婚式 】?、考えてみたらステキね~。」
●フジタ:
「そうでしょう!
"女木島"の女の子なんです。東京にお嫁に行っちゃうんです。
"女木"にお父さんとお母さんを残していくのが心苦しいんですって。
"島"がすきで、"香川"が好きなんですって」
■高松市職員の方:
「どうぞどうぞ、使ってください。
但し、重要文化財や高松市指定文化財などになっていますから
準備、片付けなどは規則にのってきちんと行ってくださいね。」
"女木島"の花嫁さんに玉藻公園のことを報告すると
「玉藻公園ですか?"女木島"が近くに見えますね~。
しかも、玉藻中学校に通っているころ、フェリーで高松に降りて、
いつもお城の横を通っていました。
身近にありながら、気づきませんでした~!!
東京からの出席者も多いので、"島(女木島)"が自慢できます。」
・・・こうして12年前に初めてプロデュースした
【史跡高松城跡 玉藻公園
披雲閣(旧松平家高松別邸)】での結婚式。
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2012年7月15日(日)
また一人の讃岐の女の子が
【 披雲閣 】で花嫁さんになりました。
お母さまに、大切に大切に育てられた圭子さん。
お母さまの影響で文化や芸術に親しんだ幼少時代。
東京の大学に進学する際は、迷わず史学を専攻し、
学芸員資格を取得しました。
美人の圭子さんが地元・香川に帰ってきてからは、
高松市の美術館のアイドル的存在。
そんな圭子さんが、
自身の結婚式の場所に選んだのは
やはり・・・
【史跡高松城跡 玉藻公園
披雲閣(旧松平家高松別邸)】。
お母さんと暮らした香川から、
彼のお仕事の関係で中東に出発する予定です。
「高松城が好き、披雲閣にいると落ち着く」
と仰る圭子さんが、
【 披雲閣 】で花嫁さんになる1週間前、
奇しくも
【史跡高松城跡 玉藻公園
披雲閣(旧松平家高松別邸)】が
国の重要文化財に指定されました。
披雲閣も、
そして圭子さんも運命に導かれるように・・・。