よく頂戴するご質問【結婚式会場のコーディネイトについての打ち合わせ(その1)】
結婚式に必要なアイテム
・衣装(白無垢、色打掛、ウエディングドレスなど)
・写真(前撮り写真、集合写真、当日スナップアルバムなど)
・引き出物(記念品、引菓子、プチギフトなど)
・・・などなどは、
結婚式の前に"モノ"が見えて、想像がつきます。
一方で、結婚式の会場コーディネイト(会場装飾)は、
具体的な"モノ"も見えず、イメージもできず、
悩まれる方が多いです。
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【会場コーディネイトの上手なまとめ方】
1)「どうしてもヒマワリを使いたい」
「チューリップがテーマモチーフ」・・・など、
特別に花材の指定がない限りは、
まずは、全体の雰囲気(やテーマ)を決める。
※パーツ、パーツで見るのでなく、『全体』を第一に考える!!
2)会場や周囲の環境とのバランスを考える。
(例)
・テーブルレイアウト(丸テーブル、長テーブル)
・天井が低い(高い)
・自然光が入る(入らない)
・季節柄(涼しく見える、温かく見える)
・ナイトウエディング
・ガーデンウエディング
・・・などなど。
3)テーマカラーやテーマモチーフがあれば
適材適所に用いてみる。
(例)
・桜ウエディング
・クリスマスウエディング
・赤のカクテルドレスに合わせて
・・・などなど。
※実は!!私は、3)については、あまり重視していません。
執着しすぎると、安易すぎて、幼稚なイメージになってしまうことも
多いからです。
寧ろ、カタチないものから、カタチあるものを創造する時に
テーマが生まれてきたりもします。
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~寛美さんの場合~
プランニングを開始した当初、
衣装がなかなか決まりませんでした。
ドレスデザインのディテールにこだわっているというより、
全体のイメージがまとまらないといった様子でした。
"あるドレス"・・・というよりはむしろ
"ドレスコーディネイト"に出会った瞬間、
花嫁になるという決意が表れた、なんとも言えないあの表情を
私は見落としましせんでした。
「会場コーディネイトも、きっと同様だろう」と思い、
"雰囲気つくり"を始めたところ、
「コレ!これが良いです。
いままで結婚式に行っても、とって引っ付けたような
"THE 花"っていう卓上のお花が嫌でした。
"何の花がすきですか?"って聞かれたらどうしよう?、って
思っていました。
キライな花はないし、かと言って、これと言って
好きな花もない。雰囲気がステキだったら、それがイイ。」
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打合せの際に、お見せした"雰囲気つくり"がこれ。
(フェアリー・テイルのサロンにて)
・長テーブルならではの、縦列のディスプレイ。
・ナイトウエディングを考慮し、キャンドルを使用。
・季節柄、クリスマスのイメージを少し先取り。
・ドレスのカラー(シルバー&ラベンダー)をポイントに。
・彼女のイメージ(大人クールな洗練感)を表現。
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結婚式当日、パーティー会場で実際に仕上がった会場コーディネイト。
・リハーサル(雰囲気作り)の際に、
雪綿であしらっていた箇所は、雪のイメージを模して生花で。
・雪が降り積もったようなイメージを、
生花のコットンフラワーとホワイトスターで表現。
・実際のテーブルには、お皿やシルバーが並ぶので、
コーディネイトスペースはせまくなり、ぎゅっと詰まったイメージに。
・ドレスのカラーのラベンダーは、そのまま表現するために、
敢えて、リハーサル同様にアートフラワーを使用。
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相当時間のかかったドレス選びでしたが、
このドレスに出会った時には、寛美さんは、ホッと和みましたね。
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そして、迎えた当日。
小物、ヘア、メイク、すべてがバランスよく整った
ドレスコーディネイトです。
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結婚式の会場コーディネイト(会場装飾)は、
具体的な"モノ"も見えず、イメージもできず、
「分からない」と仰る方が多いですが、
こうして、フェアリー・テイルでは
プランニングはこうして段階をすすめていきます。
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【 参考 】
装花のリハーサルについて もっと見る!!
この道の☆プロ☆のお仕事をさせていただきます!
【 参考 】
寛美さんが選んだ会場どこだろう?! もっと見る!!