5月23日に「三本松ロイヤルホテル」さんで行われた結婚式についてご報告しますね。

新郎、良和さんと新婦、好美さん。フェアリー・テイルを初めて訪れてくださったのは、昨年の12月。会場は、お仕事のお付き合いもある「三本松ロイヤルホテル」で決定。取引先の方もご招待されるとのことで、150名規模の大掛かりなプロデュースのご依頼を受けました。「大人（おとな）婚」（奇をてらった演出はNG！、上品な装飾で！、安っぽい仕掛けは無用！）をお求めでした。

テーブル装花に、カラーを使用しました。淡いグリーンとナチュラルなアイボリー色が「大人（おとな）婚」らしく、落ち着き感を演出します。

テーブルによって、背丈の高いテーブル装花も用意しました。会場が広く、テーブル数も22卓もありましたから、同じパターンのテーブル装花では、単調になってしまいます。そこで、背丈のあるものと、低いもののバリエーションを交互に置き、変化を持たせバランスをとりました。お花の色は、あくまでたくさん使いません。「大人（おとな）婚」の鉄則です。キャンドルもふんだんにセッティングし、温かいイメージの空間にします。（ざ～んね～ん。私のデジカメでは、照明を落とした会場を撮影できなかったのです！！やっぱり、一眼レフ買うか！！？）

大ぶりのお花を使用するのも「大人（おとな）婚」ならでは。品よくまとまりました。

挙式は、「三本松ロイヤルホテル」内にある神殿で。白お無垢に綿帽子。やっぱり「大人（おとな）婚」に和装は欠かせません。慎ましやかな花嫁姿、見る人を幸せな気持ちにさせてくれますね。

良和さんと好美さんの「大人（おとな）婚」を、さらにトラディショナルなものと感じさせたのは、ご媒酌人様の存在です。昨今、本当に見かけなくなりました。メイン高砂テーブルに、新郎新婦とご媒酌人ご夫妻が着席されるスタイル。

今回お二人の担当をさせていただいたプロデューサーは、入社6年目の高橋。入社6年目にして、このスタイルを担当したのは初めてだというから、オドロキ！ご媒酌人令夫人様に手をとられて新婦が入場する姿を見て、高橋ひとこと。「ステキ！です。格好良いです！新鮮です！」と。

ハテハテ？このスタイルが最も本式なんですよね！あぁ～今は昔！ですか？！私から、ひとこと。「留袖つくって嫁に来てるから、高橋さんの結婚式では、私がこの役務めようか？」と。「はあぁ～？？？」と高橋。どうも、納得できないらしい・・・。いやはや、まだ貫禄不足の藤田ですわ～。

ウエディングケーキは、マカロンタワーです。新婦のカクテルドレスに合わせた淡いピンク色のマカロンで。マカロンタワーのウエディングケーキにも「大人（おとな）婚」を感じます。

以前、「素敵な式場アイデアトーク」でご紹介したことのある、「三本松ロイヤルホテル」の中庭。三角屋根が特徴のチャペルの建つこの中庭をデザートビュッフェ会場にしました。披露宴の後半は、150名あまりのゲストの皆さんがそろって中庭に出て、デザートとおしゃべりを楽しんでいらっしゃいました。取引先や地元の得意先の方々が多かったので、このデザートタイムが社交の場となりました。「甘いものは苦手だな～」とおっしゃるご年配の男性の方も、屋外の解放的な雰囲気と、楽しい会話も後押しして、しっかり召し上がってくださっていました。

会話が楽しめる・・・「大人（おとな）婚」です！

満面の笑みで撮影に応えてくれた良和さんと好美さん。好美さんを拝見しながら、ご自身の"キレイ"の表現をしっかりご存知だな～と感じました。素敵なお二人でした。

いつまでもお幸せに～！！