オーダードレス!1ヶ月後の海外挙式に間に合いました!
昨年12月28日。
フェアリー・テイルの年末最終営業日前日のこと。
「2月2日に挙げるグアムでの結婚式にオーダードレスを持って行きたいんです」
と仰ったゆかさん。
その日は、ゆかさんとお母様、お姉さまと3名でご来店されました。
フジタ)
「2月2日にグアムで海外ウエディングということは
2月1日に出発ですね?
ということは・・・1月中には納品ですね?」
あと・・・あと・・・1ヶ月?
しかも年末年始休暇があるから、
生地問屋さんもパタンナーさんも縫製師さんもみんなお休み・・・?。
(ドギマギ・・・でもきっと出来る!)
フジタ)
「まず・・・ご希望のデザインは?お決まりですか?」
そこでゆかさんが見せてくれたのは、
スレンダーなマーメイドラインのシンプルなドレスが写っているウエディング雑誌。
ゆかさん)
「出来るだけ・・・、出来るだけ・・・スレンダーなものがいいんです♪」
遠慮しがちに仰るゆかさんですが・・・。
お母様)
「もっと!かわいいほうがいいんじゃない?華やかな・・・。
しかも、お腹が・・・?あまり大胆なデザインは・・・・?」
と、お母様もゆかさんの気持ちを気遣いながら遠慮がちにご提言されました。
そう!ゆかさんはその時妊娠3ヶ月。挙式当日の2月は4ヶ月目に入ると。
「オーダードレス」は、
世界に一着だけ、
着用する花嫁さんの望み通りのデザインで、
新品が着られるところがいいところ。
そして・・・なんと言っても花嫁さんの体型にぴったり合うところが
最大の魅力☆
それにしても妊娠3ヶ月?!ちょうど体型が変化する時期だから
採寸とパターン起こし、そして仮縫いが大きなキーポイントだ!!!
ゆかさんが選んだ海外ウエディングのパッケージプランには、
新郎用のタキシード、
新婦用のウエディングドレスもセットされているとのことでした。
でも!
「オーダードレスで結婚式をするのが夢だった☆」
と、フェアリー・テイルにご来店くださりました!!
今回もまたまた!
プロデューサー魂が燃えます!
フジタ)
「やりましょう!
ゆかさんが仰る通り、トレーンの長いマーメイドラインで。
でもお母様が仰るようにお腹が目立たないように工夫します。
う~ん・・・、う~ん・・・。
ウエディングドレスのスカート部分、丁度ひざ辺りを出来るだけ絞ります。
そして裾部分はチューリップ型に開きます。
恐らく、それでだいぶんお腹が目立たないと思います。
もうパターンナーさんもお休みなので年始に相談しますが、
ゆかさんの希望通りでお母さんのご心配を回避したデザインができると思います。」
お正月明けからデザイン起こしとパターン起こし、生地の調達を同時進行し、
1月10日に仮縫いが出来ました!
お母様のご希望でベールもオーダーしました。
もともとスレンダーなスタイルのゆかさん。
やっぱりご希望通りのマーメイドラインが良くお似合いですね♪
仮縫い後も大至急で本縫いになりました。
そして、1月29日!!
いよいよ最終フィッティングです。
今回は最終フィッティングの日が納品日となりました。
「嫁ぐ日のために」とお母様が用意してくださったパールのネックレスも
コーディネイトして。
ドレス生地とおそろいのサテン生地のウエディンググローブは
縫製の先生からプレゼントとなりました。(写ってなくてごめんなさい)
ベールも新品のもので挙式できますね!
今日は2月2日。
グアムの現地時刻で2月2日には
ゆかさんが幸せな花嫁さんになっていらっしゃることでしょう!
1ヶ月でオートクチュール(フルオーダー)のウエディングドレスが出来ました。
妊婦さんでもぴったりなマーメイドラインのウエディングドレスが出来ました。
良かったです!!
おめでとう!ゆかさん!