中学生の職場体験学習(ブライダルプランナー希望) 報告その1
6月28日~29日 2日間
高松市立塩江中学校の2年生 女子2名
職場体験学習の受け入れをしています。
平田青海さん(右)・・・
ハンドボール部に所属。生徒会の副会長さんです。
家庭には弟が一人いてお姉ちゃんです。
笑顔のかわいい☆、ハキハキとした素直な女の子です。
川田美里さん(左)・・・
吹奏楽部(フルート担当)に所属。学級委員長さん。
弟と妹のいる3人姉弟妹の長女です。
陰ひなたのない、まじめで純粋な女の子です。
二人とも
「華やかで☆
格好いい☆
ブライダルプロデューサーに憧れている!」と。
毎年、高松市内の中学校からは
職場体験学習の受け入れをしていますが、
塩江中学校からは今回が初めてです。
5月中旬に学校から連絡がありました。
「6月末は、弊社にとって決算月だし、
平日だから生徒さんが希望する結婚式の様子などは
見れないし・・・。
辛い、汚い作業ばかりになりそうですよ!」
とお伝えしました。
「近隣の結婚式場からは断られた。
生徒たちはすでに職場体験に向けて
プラン作りを始めていて
"夢"が膨らむ一方。
早く受け入れ先を決めてやりたい!」
という先生の熱意に心打たれました。
なにせ、"夢"というコトバに弱いフジタです。
「ブライダルプロデューサーの日常の仕事は、
本当に地道な作業です。
キレイな制服ではなく、
汚れても構わない格好で・・。
できれば体操服でお越しください!」
と伝えました。
6月28日(1日目)は、
決算日が近いので、
商品のたな卸し作業と、
倉庫の床拭き、
駐車場の草抜き、
そしてキャンドルグラスの洗浄を行ってもらいました。
(残念ながら・・・
とても、
彼女たちが憧れる「華やかで格好いい」仕事ではありません。
・・・ごめんね・・・)
キャンドルグラスにこびり付いたロウを落とす作業は
二人ともとても苦心していました。
「お客様に
キレイなキャンドルの装飾をお見せするためには
グラスの汚れは落としておく必要があるのよ・・・。」
熱いお湯につけながら、
ロウを少しづつ溶かして落としていきます。
こびりついたロウを落とした後は、
グラスをピカピカに磨いておきます。
「大変だ!しんどい!」など一言もこぼさずに
カメラに笑顔で応じてくれた平田さん。
狭い倉庫の中で黙々と作業を続けてくれます。
こういうお客様の目には見えない作業もあることが
よく分かったと言ってくれた川田さん。
中学生のお嬢さんたちの横で作業をするのは
スタッフの千切谷麻衣さん。
「和婚」用のかごを製作しています。
市販のものは、洋風のものが多いので社内で製作します。
プチギフトを配る花嫁さんが和装をお召しなっているときに
洋風では似合いませんものね。
和風の人前式では、
フラワーシャワーに代わる「紙吹雪」を配るときにも
使えそうです。
昼休憩です。
仕事の合間に職場の事務所で食べるお弁当の味はいかがかしら?
ピクニックや遠足に出かけて、
外でお友達とワイワイ食べるお弁当も美味しいけど、
仕事の合間のお弁当もきっと美味しいはずよね☆!!
塩江中学校の平田さんと川田さんのおかげで・・・
年度末の備品整理がうまく出来ました☆
平常時は倉庫に眠る、
ブライダルプロデュースの隠し兵器(?)たち・・・。
キャンドルグラスやキャンドル・・・、
花用の器や花瓶・・・、
人前式に使うセレモニースタンドや結婚証明書・・・、
テーブルクロスや椅子カバー・・・、
お客様用の雨傘や雨合羽・・・、
タオルや毛布・・・、
ブライダルプロデューサーの必須の
ウエストポーチやインカムなどなど・・・。
お客様の夢を叶える結婚式の現場となると
この備品たちが、
お客様ごとのプランニングに応じて"出動"していきます。
泥臭いに野暮ったい・・・。
決してブライダルプロデューサーは
「華やかで格好いい」だけの仕事じゃないの・・・。
お客様を"幸せ"にするためには
地味な作業こそ大事にしたい・・・
とフェアリー・テイルは思っています。
これから未来に向けて羽ばたく中学生の皆さんにも
社会には表に表れない仕事もたくさんあることを知ってもらえたら
と嬉しいです。
塩江中学校2年生
平田さん!川田さん!
何事にも真面目で陰日なたがない、良い人柄。
何を尋ねても「・・・です。」と、丁寧に応えてくれました。
どこに勤めてもとても大切にしてもらえそうな子たちです。
親御さんの躾や学校の先生方のご指導の賜物ですね。
これからも頑張れ~~~!!