6月28日～29日　2日間

高松市立塩江中学校の2年生　

『ブライダルプランナー希望』の女子2名

職場体験学習の受け入れをしました。

 

 

平田青海さん（右）・・・

　ハンドボール部に所属。生徒会の副会長さんです。

　一日目は暑い倉庫の中での作業にも

　終始、笑顔いっぱいで頑張ってくれました。

　何をお願いしても笑顔で「ハイ！」と応えてくれます。

　さすが！ハンドボール部で鍛えたど根性☆

川田美里さん（左）・・・

　吹奏楽部（フルート担当）に所属。学級委員長さん。

　おじいちゃんもおばあちゃんも一緒に

　大家族で暮らしているからかな・・・

　周囲に気配りの出来る優しい女の子です。

　「私がします！」と自ら声を掛けてくる姿に感激しました☆

 

二人とも

「華やかで☆

 格好いい☆

ブライダルプロデューサーに憧れている！」

と言ってくれたけど・・・ごめんね・・・。

平日は地味な作業ばかりなのよ。

 

6月29日（２日目）は、

お店の前の芝刈りと草抜き、

お花を入れるガラスの花瓶などお手入れ

（ひとつひとつ、ピカピカに磨き上げます）、

花瓶やキャンドル類等の備品の検品作業

（破損や欠品などがないか台帳と照らし合わせます）

です。

（二日目もまたまた・・・

彼女たちが憧れる「華やかで格好いい」仕事ではありません。

・・・相変わらず辛い汚い作業ばかりで、ごめんね・・・）

 

午前中、日が高くならないうちに

お店の前の植え込みの草抜きと芝刈りをしてもらいました。

「腰が痛っ～！」という私に

「大丈夫ですか？代わりましょうか？」

と声を掛けてくれた優しい川田さん。

 

刈った後に散らかった芝を掃除するのはとても大変なことです。

川田さんは黙々と芝一本も残らず掃いてくれました。

「あなた、お掃除、上手ね～☆

どこに行っても勤まるわよ！

お掃除に自信を持って！

親御さんの教育がいいのかな～、

それとも学校の掃除の時間に鍛えられたかな～？」

と声を掛けると

「ありがとうございます☆☆」

と素直にお返事してくれました。

（う～ん、愛おしい・・・中学生）

【警告】この大きなオケツちゃんは私です。（苦笑）

 

一方で、100個以上あるガラスの花瓶を

一つ一つ箱から取り出して破損がないか検品してくれた平田さん。

 

検品しながら、細かな汚れも落としていきます。

ご存知の通り、ガラスは扱いが難しいです。

くもりや汚れがあると、ガラスの美しさが演出できません。

春から夏にかけては特に活躍するガラスの花瓶たち。

現場のない平日に地道な作業をしていきます。

汗をかきながらの作業だったので、遂に！髪の毛を

束ねてしまいました、平田さん☆

（キュートな笑顔が、またまた愛おしい☆）

 

昼休みです。

二日目でちょっと仲良くなったので

二人のお弁当を拝見させていただきました。（ニコっ）

「中学生って何食べるんだろう？」

お姉さま方は興味深深です。

「普段、給食ばかりだから、たまにお弁当だと

ウレシイでしょ？」

と聞くと

「ハイ！」

とニコニコしながら応えてくれました。

お母さんの愛情いっぱいのお弁当を食べて

昼からも頑張ろうね！

 

 

午後からは、ブライダルプロデュースの現場で使用する様々な備品を

一つ一つ破損や汚れがないか検品し、数を数えて台帳と照合する

作業をしました。

遂に！倉庫の床に座り込んで作業を始めた

塩江中学校2年生の平田さんと川田さん☆☆

『本当に　ひたむきで、謙虚で、地道です。』

何をするのも、

この、ひたむきさ、謙虚さ、地道な努力・・・が大事！

おとなの私たちが改めて教わりました。

 

「ブライダルプロデューサーって、華やかじゃないでしょ？

　もうイヤになった？」

と尋ねると、

はにかみながら・・・

「いいえ！

こういうのも楽しいです☆」

と応えてくれました。

 

ちょっとだけ・・・

"お楽しみ"もね☆☆

汗を拭いて、体操服から制服に着替えて。

お客様が来店された時、フェアリー・テイルのスタッフが接客するサロンにて。

ちょっとだけ・・・

「なんちゃって！ブライダルプロデューサー」です！！

 

フェアリー・テイルのスタッフから

接客テーブルに座った中学生たちにレクチャーが行われました。

 

「さっき掃除してくれたガラスの花瓶を使った

結婚式の会場デコレーションよ！」

「へえ～？？？」

 

「昨日掃除してくれたグラスにキャンドルを入れると・・・

こんな感じで幻想的でしょう？」

「うわ～～！！」

「格好いい～☆☆☆」

 

「備品たちは、

倉庫に眠っているときには決して華美ではないけど

お客様の前に登場すると、見事に装飾になるでしょう？

お客様のご希望によってアレンジするのよ！」

「ふ～ん・・・。」

 

「一つ一つを手に取って見ると、何でもないものだけど、

どうやったらお客様が夢に描いている結婚式の"華"になるかなって

創造力を働かせるの。

そのためにも、日常は、備品たちを洗ってあげたり

磨いてあげたり、足りないものがあれば補充したりと

大事に大事に守ってあげているの。」

「ふ～ん・・・。」

 

 

最後に、私たちに質問をしてくれました。

 

「この仕事をしているとき、一番うれしいと思うときは

どんな時ですか？」

「お客様から"ありがとう"って言われる時です。

・・・それと・・・

結婚するカップルがみんなから"おめでとう"と

声を掛けてもらっている様子や、

・・・それと・・・

結婚するカップルがみんなに"ありがとう"と

応えている様子を、見る時です。」

 

「二日間、どうもありがとうございました。」

「頑張ってね！！」

笑顔でフェアリー・テイルを去っていきました。

 

高松市立塩江中学校2年生

平田青海さん、川田美里さん！

あなたたちなら、きっと大丈夫！

もしブライダルプランナーにならなかったとしても

どんな仕事に就いても、どんな職場でも

絶対、重宝がられる『金の卵』です。

親御さんのご家庭での教育、

学校の先生のご指導に頭が下がります。

「こちらこそ、ありがとうございました！！」

 

 

私たちブライダルプロデューサーは、

お客様の前では、

「凛」として、「華やか」でなければなりません。

 

なぜなら、

子どもの頃、女の子なら誰でもいちどは夢見た

『フェアリー・テイル　プリンセス』

になれる日をお届けする使命があるからです。

 

一方で、お客様や世間の目には見えない部分では

泥臭い、野暮ったい、仕事が膨大にあります。

デスクに座って「う～ん・・・、う～ん・・・」と

気が狂うくらい頭を使う仕事もあります。

 

それもこれも、すべては

「結婚されるカップルが幸せになるため」

に大事な仕事です。

目に見えない仕事こそ"真面目に"取り組みたいと

フェアリー・テイルは思っています。