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ブライダルプロデューサー 藤田徳子の幸せ会議(BRIDAL PRODUCER NORIKO'S NOTE)

ブライダルプロデューサー 藤田徳子の幸せ会議(BRIDAL PRODUCER NORIKO'S NOTE)

私たち 『宝塚観劇団』 のようでありたいです。

昨日、「宝塚大劇場」で 

花組公演『ファントム』を鑑賞してきました

 

花組公演『ファントム』は、小説「オペラ座の怪人」を 

宝塚風に ダイナミックにアレンジされているものです。

 

ご存知の通り、「オペラ座の怪人」は、

数度にわたり映画化されていますし、

ブロードウェイミュージカルでも超ロング公演作品です。

日本では劇団四季ミュージカルの代表作としても、

よく知られていますね。

 

元来、ミュージカル、オペラ、オーケストラ・・・

「舞台」なら何でも大好きな私は、

宝塚大劇場にも数回通ったことがありますが。

 

今回は、かの有名な「オペラ座の怪人」が、

宝塚 花組さん

(過去に花組と宙組が公演したことがあるようですが)

にかかると、どのようにショーアップされるかと

胸を高ぶらせながら参りました。

 

宝塚らしい台本に裏付けされた

メリハリあるストーリー展開、

観客に訴えかける

タカラジェンヌによる熱演

宝塚らしい衣装や大道具

そしてステージ転換・・・。

ショーにくぎ付けになりました。

 

一方で、今回は鑑賞をしながらさまざまなことを考えました。

 

この『宝塚文化』が

確立されるまでのヒストリー、

女性ばかりの歌劇団での

ルールやマナーの厳しさ。

・・・そしてそれらが織りなす女性ならではの『しなやかさ』。

 

華やかな一方で、ともすれば軽薄に見られがちな芸能の世界。

その上、昔の日本社会であらば、

ことさら女性ばかりとなると、

きっと蔑まれることもあったのではないでしょうか?

 

 

ゆえに

芸は、「本物」でなければならない。

「清く 正しく 美しく」 をモットーに

女性としての品格、

教養を身につけなければならない。

のでしょう。

 

 

昔も今も変わらず、一貫して

舞台人として、そして女性としての

厳しい教育をなさる(受ける)努力を続けてこられたからこそ

誰もが憧れる『宝塚文化』が確立されたのだと思います。

 

 

 

今回は、宝塚観劇にプラスしてもう一つ楽しみがありました。

観劇後に、花組 男役の「羽立光来」さんとの懇親会です。

 

実は、「羽立光来」さんは、娘の小学校の校長先生のご長女です。

先日、小学校の校長講演会で、

ご自身のご長女が

タカラジェンヌになるまでの努力秘話を例に挙げ

自分で行動したことは必ず結果が生まれる。

 他人に言われたことには

 脳は反応しないから目標は達成されない。」

というお話をされました。

 

努力の果てに手に入れた『夢』を

私も子どもたちに見せてやりたいと

思っていたところ、

校長先生が希望者対象に「羽立光来」さんとの懇親会を

セッティングしてくださりました。

 

舞台衣装、舞台メイクから、私服姿で懇親会会場に登場した

「羽立光来」さん。

一目みて「トップになる!」って直感しました

 

自然体の"謙虚さ"、

スターの風格というより"素朴さ"、

性格の良さが滲み出す"親しみやすさ"。

 

 

そうです!

どんな分野においてもTOPになる人の資質は

その道に長けている"技術"や"経験"はさることながら

やっぱり!

「人に好かれる人格」ではないでしょうか?

 

親しみやすさを感じれば、

足りないところを補足してあげたくなるし、

謙虚な方は、他人の叱咤や激励を素直に受け入れるのでしょう。

 

生まれ持ってTOPの人なんか、いないのです。

周囲に支えられ、その座についてもさらに学びを続けるから

人がついてきてくれるのではないでしょうか?

 

私たちサービス業も同様です。

お客様によって「満足」の価値観は異なります。

ゆえに親しみやすく、

お客様が何でもご要望を口に出してくださる

雰囲気つくりが重要です。

その上、常にお客様から学ぶ謙虚さを持ち続けたいと思います。

 

余算ですが、懇親会で私が「羽立光来」さんに質問をしました。

 

「ステージの上では男役ですし、ファンの前でもパンツルックですが、

プライベートで時々、スカートをはいたりネイルをしたりしたいと思うことは

ないですか?」

 

「羽立光来」さんは、笑顔で毅然と答えてくれました。

 

「ないです。

プライベートでも街を歩いていても、ファンの方や宝塚を観劇された方

に出会うことがあります。

その時に私が、スカートはいていたら、変じゃないですか?

それに・・・はきたいと思わないです。

たぶん、『羽立光来』を続けている間は、スカートをはきたいと

思わないと思います。」

 

『人生を演じる』ってこういうことですね。

素晴らしいです。

 


私たち、フェアリーテイルも

『宝塚歌劇団』のようでありたいと思います。

 

1.「清く 正しく 美しく」

  ・・・ 女性としての品格と知性をもって

 

2.「謙虚で ひた向きで 親しみやすく」

  ・・・ お客様から学ぶ姿勢で

 

3.「人生を演じる」

  ・・・ プライベートであろうと

     私はブライダルプロデューサーです。

 

「羽立光来」さん! きっとトップスターになると思います。

香川を代表するステキな女性として頑張ってくださいね!

 

 

(オマケ)

羽立光来さんと莉子.jpg

予想通り!

すっかりハマってしまった、うちの長女。

名残惜しいというか羽立光来さんから離れようとしません。

挙句に・・・「がんばるわ~!!」って。

「・・・? 宝塚入るん? 

 莉子ちゃんは無理だって、顔丸いもん!」。

「ちがう・・・ちがう・・・毎日見に来れるように頑張るわ~」。

「毎日?ほんじゃあ、宝塚に住まな~。。。」。


関連タグ:働くママ プロデューサーポリシー

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