記聞(気分)"タッパー"じゃなく"プラスチックのお弁当箱"だった。フェアリー・テイルは『言葉』の限界に挑戦します。
『相手を信じて
話をじっくり聞こう!』
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昨日、長男(5歳)が
「ママ、明日幼稚園に
"透明のお弁当箱"
を持って行かないかんのよ~。
アンパンマンとかが付いていないやつ。」
と言いました。
その瞬間
「ああ☆!
透明の"タッパー"だ!」
と私は推察し、
「コレね!」
と、
何もついていない地味な"タッパー"を見せました。
すると長男が
「違う!チガウ!
もっと、透明で、柔らかいやつ!」
と言います。
「透明?ってコレ透明やん?」
と私が言うと、
「違うんやって!!
制作(工作)に使うから、
張り付けたり、できるやつ!」
と長男が強く主張します。
「この"タッパー"ボロやけん、
張り付けたりして構わんけん。
持っていきなさい!」
と伝えると
「う~ん、違うんやけど・・・。
もう!! ママが分からんのやったら
もうええわ~」
と肩を落としています。
そして、いそいそと幼稚園バッグに入れました。
今日、長男の幼稚園にお迎えに行くと
担任の先生が、
うちの"タッパー"を返して下さりました。
「フジタさん、すいません。
子どもたちにもう少しわかりやすく説明すべきでした。
"イチゴパック"とか"キノコパック"とか
そういう、廃材がほしかったんです」
と。???
「制作(工作)で、色紙で冬眠中の動物さんを作り、
パックでお家をつくることになっていまして。
動物さんの冬眠の様子が分かるように
透明のパックが必要で。
昨日、子どもたちに説明する際に、
コンビニの"お弁当の蓋"を
見せてしまったので
そのように伝わったのですね(^_^;)」と。
「ああ!そういうことですか?!
すいません・・・。
息子が"透明のお弁当箱"と言うので
てっきり
"タッパー"だと思いました。」
ということで、幼稚園から"タッパー"は持ち帰りました。
長男が一言
「ほらね~。
わーくんが言ったやろ~?」
「ごめん、ごめん。
もっとわーくんのハナシを聞いてあげればよかったね(^_^;)」
とフテくさる長男に
深く深く謝罪しました。
帰宅するとすぐにプラスチック容器専用のごみ箱を
アサって、長男に見せました。
「これ~?わーくん。」
「そうそう☆
コレ!☆
この"透明のお弁当箱"。
やっとわかった? ママ?」
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「もっと!!
わーくんを信じて話を聞くべきだった。」
深く、深く反省しました。
子どもとコミュニケーションをとっていると
『言葉(ことば・コトバ)』の限界
を痛感することが頻繁にあります。
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男の子は、女の子とちがって
おしゃべりが苦手です。
一方で
おしゃべりが苦手な分、
伝えたいことを一生懸命に
表現する手法は、たくさん持っています。
それらの手法には
人を惹きつける力が
『言葉(ことば・コトバ)』以上に
あるかもしれません。
これだって、
買い物をしている大人たちに
自分の話を聞いてほしいというアピール♪
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私たちブライダルプロデューサーの仕事にも
当てはまることかもしれません。
お客様であるカップル様は
結婚式は初めてのこと。
私たちブライダルプロデューサーは
お客様がまだ見ぬ
結婚式当日のことを
『言葉(ことば・コトバ)』
を介して打ち合わせを重ねます。
お客様がおっしゃっる
「かわいらしい♡」
と
私たちブライダルプロデューサーがイメージする
「かわいらしい♡」
が同じとは限りません。
また、
お客様がご希望する
「低額で抑えたい」
と
売り手であるブライダル業界側が認識する
「低額である」
とは、必ずしも一致していないことも
あります。
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そこで
フェアリー・テイルでは
ファーストカウンセリング(初回来店打ち合わせ)
では、
「結婚式を
1.いつ?
2.どこで?
3.何人で?
4.いくらで?
したいか?」
といった、
結婚式実施に直接つながる質問以外のお話も
カップル様から
たくさんお聞かせいただくようにしています。
実は、
そこに
『フェアリー・テイル マジック』
(フェアリー・テイル の ブライダルプロデュース)
が発揮できるミソ
がたくさんあるからです。
私たちフェアリー・テイルの
ブライダルプロデューサーは
お客様を愛しています。
お客様にも
私たちフェアリー・テイルのブライダルプロデューサーを
信じていただけるように努力を欠かしません。
結婚式当日まで
ブライダルプロデューサーと
お客様との間で
『言葉(ことば・コトバ)』
の限界を超えたコミュニケーションを
しっかり取れるように
様々な工夫をさせていただいています。
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"透明のお弁当箱"が
実は"タッパー"ではなかった。
ブライダルプロデュース
フェアリー・テイルでは
お客様の
『言葉(ことば・コトバ)』にならない
【お気持ち】
をしっかり受け止めてまいりたいと
思っています。
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『言葉(ことば・コトバ)』の限界を超えたコミュニケーションを
しっかり取る工夫のひとつです。
例えば)
「栗林公園で結婚式がしたい」とおっしゃるカップル様には
まずは
栗林公園の歴史や、芸術的な趣向などを
理解していただきたいと思いました。
そこで、
栗林公園の所長に特別にお願いして、
園内をご紹介してもらいました。
お客様自身が、
栗林公園の歴史や、芸術的な趣向などを
理解していただくことで、
「なぜ?自分たちが栗林公園で結婚式がしたいのか?」
と自問自答していただきたいと思ったのです。
遠回りかもしれませんが。
「なぜ?自分たちが栗林公園で結婚式がしたいのか?」
これこそ、
実は、お二人の「ウエディングテーマ」になることを
フェアリー・テイルは知っています(^_-)
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