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ブライダルプロデューサー 藤田徳子の幸せ会議(BRIDAL PRODUCER NORIKO'S NOTE)

ブライダルプロデューサー 藤田徳子の幸せ会議(BRIDAL PRODUCER NORIKO'S NOTE)

記聞(気分)"タッパー"じゃなく"プラスチックのお弁当箱"だった。フェアリー・テイルは『言葉』の限界に挑戦します。

『相手を信じて
 話をじっくり聞こう!』

******************

昨日、長男(5歳)が

「ママ、明日幼稚園に
"透明のお弁当箱"
を持って行かないかんのよ~。

アンパンマンとかが付いていないやつ。」

と言いました。


その瞬間

「ああ☆! 
透明の"タッパー"だ!」

と私は推察し、

「コレね!」

と、
何もついていない地味な"タッパー"を見せました。


すると長男が

「違う!チガウ!
もっと、透明で、柔らかいやつ!」

と言います。


「透明?ってコレ透明やん?」

と私が言うと、

「違うんやって!!
制作(工作)に使うから、
張り付けたり、できるやつ!」

と長男が強く主張します。


「この"タッパー"ボロやけん、
張り付けたりして構わんけん。
持っていきなさい!」

と伝えると

「う~ん、違うんやけど・・・。
もう!! ママが分からんのやったら 
もうええわ~」

と肩を落としています。

そして、いそいそと幼稚園バッグに入れました。


今日、長男の幼稚園にお迎えに行くと

担任の先生が、

うちの"タッパー"を返して下さりました。

「フジタさん、すいません。
子どもたちにもう少しわかりやすく説明すべきでした。

"イチゴパック"とか"キノコパック"とか
そういう、廃材がほしかったんです」

と。???


「制作(工作)で、色紙で冬眠中の動物さんを作り、
パックでお家をつくることになっていまして。
動物さんの冬眠の様子が分かるように
透明のパックが必要で。

昨日、子どもたちに説明する際に、
コンビニの"お弁当の蓋"
見せてしまったので
そのように伝わったのですね(^_^;)」と。


「ああ!そういうことですか?!
すいません・・・。
息子が"透明のお弁当箱"と言うので
てっきり
"タッパー"だと思いました。」

ということで、幼稚園から"タッパー"は持ち帰りました。


長男が一言

「ほらね~。
わーくんが言ったやろ~?」

「ごめん、ごめん。
もっとわーくんのハナシを聞いてあげればよかったね(^_^;)」

とフテくさる長男に
深く深く謝罪しました。

帰宅するとすぐにプラスチック容器専用のごみ箱を
アサって、長男に見せました。


「これ~?わーくん。」

「そうそう☆
コレ!☆
この"透明のお弁当箱"

やっとわかった? ママ?」


******************

「もっと!!
わーくんを信じて話を聞くべきだった。」

深く、深く反省しました。


子どもとコミュニケーションをとっていると

『言葉(ことば・コトバ)』の限界

を痛感することが頻繁にあります。



男の子は、女の子とちがって
おしゃべりが苦手です。
一方で
おしゃべりが苦手な分、
伝えたいことを一生懸命に
表現する手法は、たくさん持っています。

それらの手法には
人を惹きつける力が
『言葉(ことば・コトバ)』以上に
あるかもしれません。

これだって、
買い物をしている大人たちに
自分の話を聞いてほしいというアピール♪

******************

私たちブライダルプロデューサーの仕事にも
当てはまることかもしれません。


お客様であるカップル様は
結婚式は初めてのこと。

私たちブライダルプロデューサーは
お客様がまだ見ぬ
結婚式当日のことを

『言葉(ことば・コトバ)』

を介して打ち合わせを重ねます。



お客様がおっしゃっる

「かわいらしい♡」


私たちブライダルプロデューサーがイメージする

「かわいらしい♡」

が同じとは限りません。


また、
お客様がご希望する

「低額で抑えたい」


売り手であるブライダル業界側が認識する

「低額である」

とは、必ずしも一致していないことも
あります。

******************

そこで
フェアリー・テイルでは
ファーストカウンセリング(初回来店打ち合わせ)
では、

「結婚式を
1.いつ?
2.どこで?
3.何人で?
4.いくらで?
したいか?」

といった、
結婚式実施に直接つながる質問以外のお話も
カップル様から
たくさんお聞かせいただくようにしています。


実は、
そこに
『フェアリー・テイル マジック』
(フェアリー・テイル の ブライダルプロデュース)
が発揮できるミソ
がたくさんあるからです。


私たちフェアリー・テイルの
ブライダルプロデューサーは
お客様を愛しています。

お客様にも
私たちフェアリー・テイルのブライダルプロデューサーを
信じていただけるように努力を欠かしません。


結婚式当日まで
ブライダルプロデューサーと
お客様との間で

『言葉(ことば・コトバ)』
の限界を超えたコミュニケーションを

しっかり取れるように
様々な工夫をさせていただいています。

******************

"透明のお弁当箱"が
実は"タッパー"ではなかった

ブライダルプロデュース
フェアリー・テイルでは

お客様の
『言葉(ことば・コトバ)』にならない
【お気持ち】

をしっかり受け止めてまいりたいと
思っています。

******************

話を聞こう(栗林公園 古川所長) (1).jpg

『言葉(ことば・コトバ)』の限界を超えたコミュニケーションを
しっかり取る工夫のひとつです。

例えば)

「栗林公園で結婚式がしたい」とおっしゃるカップル様には
まずは
栗林公園の歴史や、芸術的な趣向などを
理解していただきたいと思いました。

そこで、
栗林公園の所長に特別にお願いして、
園内をご紹介してもらいました

お客様自身が、
栗林公園の歴史や、芸術的な趣向などを
理解していただくことで、

「なぜ?自分たちが栗林公園で結婚式がしたいのか?」

と自問自答していただきたいと思ったのです。


遠回りかもしれませんが。

「なぜ?自分たちが栗林公園で結婚式がしたいのか?」

これこそ、
実は、お二人の「ウエディングテーマ」になることを
フェアリー・テイルは知っています(^_-)

関連タグ:記聞(気分) 働くママ プロデューサーポリシー

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