【文化財・ユニークベニュー/ブランディング/プロモーション映像/利用促進パンフレット】 香川県様 栗林公園 商工奨励館 「讃岐迎賓館」ブランディングツール制作
▲栗林公園 商工奨励館「讃岐迎賓館」プロモーション映像
栗林公園は、江戸時代、百年余をかけて完成された大名庭園、その魅力は“一歩一景”と称されています。
園内には、歴代藩主が賓客をもてなした様々な仕掛けや工夫が残っています。明治時代には、香川県の経済、産業振興の拠点として、「商工奨励館」が建立され、博覧会、著名人の懇親会、外国人の会合などが開催されていました。また、園内には、西島八兵衛、平賀源内、和田邦坊、猪熊弦一郎、ジョージ・ナカシマなど多くの歴史人の足跡も見られます。
現在、栗林公園の芸術性は、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で最高評価三ツ星に格付けされるなど、国内外で高く評価されています。
しかしながら、まだまだ多くの魅力や特性が、観光客はもちろん、香川県民にすら認知されていませんが、今後、コロナ共生時代には、これまで以上に文化芸術の存在が人々に豊かさをもたらせ、心の拠り所になることは間違いありません。
今まさに、その芸術的価値を未来に引き継ぎ、歴史的存在感を後世に伝える文化振興を推進する必要があります。そのためには、「保護」と「活用」の両立、「ヒストリー」を「ストーリー」として転換する栗林公園のブランド戦略が重要です。
▲栗林公園 商工奨励館「讃岐迎賓館」利用促進パンフレット A3二つ折り(表裏カラー印刷)
企画・立案のポイント
香川県の担当者様と、目的や用途をご相談させていただいた上で、映像の構成やパンフレット掲載内容など、具体的な仕様をご提案させていただきました。
特に、香川県では、県をあげてMICE誘致が推進されており、交流拠点施設が集積するサンポート高松や、高松空港やJR高松駅などとも交通アクセスの良い栗林公園・商工奨励館は、アフターコンベンションやエクスカーション等の開催に適した、日本らしさ、特別感や地域の特性を演出できるユニークベニュー(※)であることを、強くPRさせていただきたいと考えました。
また、商工奨励館は、文化・芸術的価値が非常に優れており、この建物の持つ歴史的存在感、魅力を未来に引き継ぐために、「讃岐迎賓館」としてブランディングさせていただいています。
※ユニークベニューとは?
お城や寺院などの歴史的建造物や美術館、博物館などの文化施設、公的スペースを使って、会議やレセプションを開催し、参加者に特別感や地域の特性を体験してもらう会場のこと。
国際会議やパーティー等のMICEにおいて、開催国・開催地域が魅力的なユニークベニューを準備することは、参加者同士の交流の活性化に役立つだけでなく、会議の満足度向上や開催地・開催国のイメージアップにもつながる。
■クライアント /香川県 様
■事業名/栗林公園 商工奨励館 プロモーション映像制作
栗林公園 商工奨励館 利用促進パンフレット制作
目的:商工奨励館のもつ資源や魅力を総合的に表現し、幅広くPRをするため。
仕様:パーティーや講演会など、実際に利用している映像や写真を使い、利用方法を明確にイメージできるもの。
用途:観光誘致の観光展、利用促進・セールスプロモーションのイベント等での配布、上映。
香川県の観光関連のホームページでの公開、観光企画会社等への案内。
■トータルプロデュース・プロデューサー/藤田徳子(株式会社フェアリー・テイル)
■STAFF/
・企画立案(株式会社フェアリー・テイル)
・制作ディレクター(株式会社ビザビ 河内猛)
・トータルデザイン、ビジュアル開発(V.I.F., inc.)
・動画撮影(株式会社びより 安井祥二)
・動画構成、絵コンテ制作(株式会社びより 安井祥二)
・動画編集(株式会社びより 安井祥二)
・シナリオ制作(株式会社フェアリー・テイル)
・パンフレット制作(V.I.F., inc.)
・スチール撮影(スタジオBUN 岩城文雄)
・スチール撮影(V.I.F., inc. 藤若典弘)
・コピーライティング(株式会社フェアリー・テイル 藤本美紀)
・資料提供(香川県)
栗林公園 商工奨励館「讃岐迎賓館」を活用した 結婚式、イベント、MICEの事例
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